石清水八幡宮で茅の輪をくぐる・2022年

6月下旬。

京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。

毎年6月になると、多くの神社で茅の輪が設置されます。

茅の輪をくぐると、年明けからの半年間に身についた穢れを祓う事ができると伝えられています。

石清水八幡宮でも、6月15日から30日までの間、南総門の前に茅の輪が設置されています。

茅の輪をくぐって穢れを祓う

石清水八幡宮には、京阪電車の石清水八幡宮駅からケーブルに乗車し、男山の山上に向かうのが便利です。

参道を進み、南総門の近くにやって来ると、茅の輪が設置されていました。

参道

参道

それでは、茅の輪をくぐりましょう。

茅の輪

茅の輪

茅の輪にはくぐり方があります。

茅の輪をくぐった後、左に回り、再び正面に戻ってくぐり今度は右に回ります。

そして、もう1回くぐり、左に回ります。

茅の輪をくぐる際は、「水無月(みなづき)の夏越(なごし)の祓(はらへ)する人は千歳(ちとせ)の命延(の)ぶといふなり」と唱えます。

これで半年間の穢れが落ちたことでしょう。

なお、石清水八幡宮では、6月30日の15時から、夏越大祓(なごしのおおはらえ)の神事が行われますよ。

南総門をくぐって、その先にある本社へ。

そして、本殿に向かってお参りをします。

本殿

本殿

厄除けで有名な神社ですから、今年残り半年の間、災厄が降りかからないようにお願いをしておきましょう。

本殿にお参りを済ませた後は、裏に回り男性の守護神の若宮社にもお参りをしました。

若宮社(右)と若宮殿社(左)

若宮社(右)と若宮殿社(左)

隣には、女性の守護神の若宮殿社もあります。

若宮社と若宮殿社の歴史は古く、本殿が創建されて70年ほど経ってから創建されているので、平安時代前期には存在していたそうです。

アジサイとタチアオイ

若宮社にお参りを済ませた後は、展望台へ。

展望台では、アジサイが見ごろを迎えていました。

アジサイと石塔

アジサイと石塔

展望台から北東を眺めます。

展望台からの眺め

展望台からの眺め

すでに夕方だったので、空が少しオレンジ色になっていました。

展望台の斜面にも、多くのアジサイが咲いていましたよ。

斜面で咲くアジサイ

斜面で咲くアジサイ

このアジサイに気づく人は少なそうです。

展望台の下に行くと、タチアオイがたくさん咲いていました。

たくさんのタチアオイ

たくさんのタチアオイ

ピンク色や白色の花がいっぱい。

タチアオイは、まっすぐ空に向かって茎が伸びていくのですが、上の写真に写っているタチアオイは、茎が倒れていました。

強風にあおられたのでしょうか。

カサブランカも咲いていますね。

カサブランカ

カサブランカ

こちらのタチアオイは、茎がまっすぐ伸びていました。

まっすぐ伸びたタチアオイ

まっすぐ伸びたタチアオイ

タチアオイを見ると、本格的な夏が近づいているのを感じます。

石清水八幡宮の茅の輪は、6月30日まで設置されているので、ぜひ、参拝してください。

なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。