師走に参拝した智積院・2021年

12月中旬に京都市東山区の法住寺に参拝した後、近くの智積院(ちしゃくいん)にも参拝しました。

智積院は、真言宗智山派の総本山ということもあり、広々とした境内を持っています。

四季折々の風景を楽しめるお寺なのですが、観光や旅行で訪れる人は少なく、6月の青葉まつり以外は混雑することがほとんどないですね。

12月は、京都全体で観光客が一気に減るので、智積院も、他の時期よりもさらに人が少なくなっています。

冬の景色

智積院には、京阪電車の七条駅から七条通を東に約8分歩くと到着します。

市バスだと、「東山七条」で下車してすぐです。

智積院の入り口に到着。

入口

入口

1ヶ月前に訪れた時は、まだ紅葉がきれいだったのですが、今は、すっかり散ってしまい冬の景色となっています。

参道も、カエデの木にはまったく葉が残っていません。

参道

参道

参道わきには梅の木も植えられているのですが、まだ開花しそうにはありませんでした。

早咲きの梅だと、2月上旬に咲き始めますが、境内全体で梅が見ごろになるのは2月下旬頃ですね。

参道の奥に建つ金堂は、まだ修理中です。

金堂

金堂

でも、中に入ってお参りをすることはできますよ。

今回は、外から本尊の大日さまにお参りをしました。

金堂から北に歩き、石段を上った先には、真言宗の開祖の弘法大師を祀った大師堂があります。

大師堂

大師堂

金堂の裏側にやってきました。

金堂裏

金堂裏

こちらは、梅雨にアジサイがきれいに咲きます。

梅の木も多く植えられているので、2月から3月に訪れるのもおすすめです。

カエデの木に少しだけモミジが残っていました。

モミジ

モミジ

このモミジも、近いうちに散ってしまうのでしょうね。

サザンカは、たくさんの花を咲かせています。

サザンカ

サザンカ

つぼみが、まだたくさん残っているので、これからもっと多くの花を咲かせそうです。

金堂の南側に建つのは明王殿です。

明王殿

明王殿

中には、不動明王が祀られていますよ。

この日は、珍しくご婦人のグループが明王殿の中に入っていきました。

観光で智積院を訪れたようですね。

このご婦人のグループ以外は、境内で人の姿をほとんど見かけませんでしたよ。

鐘楼堂近くにやってきました。

鐘楼堂

鐘楼堂

鐘楼堂の周囲にはたくさんのカエデが植えられていますが、どの木も枝だけの状態になっています。

コケも、緑色ではあるもののみずみずしさを失っている感じですね。

入口から参道を北に向かって歩きます。

そして、総門の前にやってきました。

総門

総門

総門の向こうに見えるのは七条通です。

緊急事態宣言が出ていた時は、ガラガラだったのですが、今は、多くの車とバスが走り、以前の状況に戻っていましたよ。

そろそろ智積院から出ることに。

帰りは、北側から外に出ました。

この後は、豊国神社に参拝します。

なお、智積院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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