11月中旬に京都市上京区の廬山寺に紅葉を見に行った後、北に1分ほど歩き、清浄華院(しょうじょうけいん)に参拝しました。
清浄華院は、浄土宗四ヵ本山のひとつに数えられるお寺です。
境内には、御影堂(みえいどう)の前と大方丈の前に1本ずつカエデが植えられており、11月になると紅葉します。
カエデの数が少ないためか、この時期に参拝する人は少ないですね。
御影堂の前で真っ赤に色づく
清浄華院には、地下鉄の今出川駅から南東に6分ほど歩くと到着します。
京阪電車だと、出町柳駅から南西に徒歩約7分です。
寺町通に面した総門から境内に入ります。
境内には、車が目立ちます。
まずは、総門の北側に建っている不動堂の中に入って、泣不動にお参りです。
いつもながら、お不動さまは、怖そうな顔をしていらっしゃいます。
不動堂にお参りを済ませ、参道を東に歩きます。
そして、御影堂の左前に植えられているカエデの近くにやってきました。
見事な赤色であります。
緑色の葉は全く残っておらず、木全体が赤色です。
まさに見ごろの紅葉です。
青空を背景に見る紅葉も美しいですね。
晴れていると、モミジの赤色が際立ちます。
清浄華院には、11月下旬以降に訪れたことが何度かありますが、いつも、御影堂前の紅葉は見ごろを過ぎていました。
でも、今年は、11月中旬と早めに清浄華院を訪れたので、きれいな紅葉を見られました。
こんなに美しい紅葉なのに参拝者は私だけ。
なんかもったいない気分になります。
蜂須賀桜は、まだ緑色が目立ちます。
蜂須賀桜も、黄葉すると全身が黄色くなってきれいですよ。
11月中旬の様子だと、全体が黄葉するのは、11月の終わり頃になりそうです。
大方丈の右前に植えられているカエデは、まだ色づき始めでした。
このカエデが見ごろになると、御影堂前の紅葉は見ごろを過ぎます。
なので、2本が同時に真っ赤になった姿を見るのは難しいです。
再び御影堂前の紅葉を眺めます。
やや南向きに見上げると、日差しを浴びたモミジの赤色が透き通るように鮮やかでした。
鐘楼越しにも、紅葉を見ておきましょう。
そろそろ清浄華院から出ることに。
最後にもう一度紅葉を眺めます。
松の緑色に囲まれているためか、モミジの赤色がよく目立っていましたよ。
御影堂前の紅葉は、11月20日頃までは見ごろを保っていると思います。
そして、大方丈前の紅葉は、11月25日頃に見ごろを迎えそうです。
この後は、本満寺に紅葉を見に行きます。
なお、清浄華院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。