3月中旬。
京都市北区の平野神社に参拝しました。
平野神社には、魁(さきがけ)と呼ばれる枝垂れ桜が神門の近くに植えられており、その名のとおり、いち早く開花して桜シーズンの到来を告げます。
例年だと3月下旬に見ごろを迎える魁ですが、2020年は暖冬の影響から京都各地で枝垂れ桜の開花が早まっており、魁もおそらく開花が早くなっているだろうと思い、3月中旬に平野神社を訪れることに。
5分咲きの魁桜
平野神社の最寄り駅は、京福電車の北野白梅町駅です。
駅からは、北に徒歩約3分で平野神社の西側の鳥居の前に到着します。
今回は、南門が開いていたことから、南門をくぐって境内に入りました。
桜苑では、紅白の幕の取り付けが行われていました。
その桜苑の桜は、まだほとんどがつぼみの状態。
一部で、ちらほらと花が咲いている桜も見られましたが、桜苑の桜が見ごろを迎えるのはまだ先ですね。
でも、菜の花はたくさん咲いており、桜苑の中が黄色くなっていましたよ。
神門の前にやってきました。
魁は、やはり開花が早く、見ごろが近づいていました。
魁を観賞するのは後に回し、本殿に向かいます。
神門の先では、拝殿の工事が行われています。
平野神社では、2018年9月の台風21号で、江戸時代に東福門院和子(とうふくもんいんまさこ)が寄進した拝殿が倒壊しました。
再建は着々と進んでいるようです。
再建中の拝殿の隣には、仮の拝殿が建っていました。
仮の拝殿の奥では、十月桜も咲いていましたよ。
それでは本殿にお参りをしましょう。
本殿にお参りを済ませた後は、再び、魁の前に戻ってきました。
咲き具合は5分咲き程度。
上の方は、比較的花が多く、そろそろ見ごろに入って来そうです。
私が平野神社を訪れた日は、人が少な目でした。
新型コロナウイルスの影響で、京都を訪れる旅行者や観光客が減っていることもありますが、例年だと魁が開花前なのでまだ人が少ないのでしょうね。
魁の後ろの神門に吊るされた提灯には、桜の紋が描かれています。
参道脇では、雪柳が真っ白な花を咲かせていました。
雪柳も例年より開花が早いようです。
3月中には、全体が真っ白な花で包まれそうですね。
ピンク色の陽光桜も咲き始めていました。
陽光桜は早咲きの品種ですが、それでも今年は開花が早いです。
例年だと3月下旬に咲き始めるのですが。
平野神社の魁桜は5分咲き程度まで咲き進み、見ごろが近づいています。
おそらく、3月20日に見ごろを迎えるのではないでしょうか。
なお、平野神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。