元日に初詣に行った八坂神社は大賑わい・2020年

元日。

京都市東山区の八坂神社に初詣に行ってきました。

八坂神社は、東山区を代表する古社で、かつては祇園社や祇園感神院、祇園天神社、牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)とも呼ばれていました。

長い歴史を持つ神社なので、京都へ初詣に行くなら八坂神社という方も多いことでしょう。

それを象徴するように正月三箇日の八坂神社は、初詣客の方々で大賑わいです。

大混雑の境内

八坂神社の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。

駅からは、四条通を東に5分ほど歩けば、八坂神社の西楼門前に到着します。

阪急電車だと、京都河原町駅から東に徒歩約8分です。

でも、元日の四条通は非常に混雑しているので、なかなか前に進みません。

なので、私は別のルートから八坂神社に向かいました。

八坂神社の入り口は西楼門だけではありません。

南楼門からも境内に入れます。

しかも、南楼門は、西楼門と比較すると人が少な目なので、楽に境内に入れます。

南側の鳥居

南側の鳥居

南側の鳥居と南楼門をくぐり境内に入ると、初詣客の方々で大賑わいでした。

混雑する境内

混雑する境内

境内の中央に建つのは舞殿です。

その舞殿には、大きな子年の絵馬が置かれていました。

子年の絵馬

子年の絵馬

皆さん、この絵馬の前で記念撮影をしていましたよ。

ネズミが福を運んできてくれそうな縁起の良い絵馬であります。

それにしても、元日の八坂神社は人が多いですね。

仮設の授与所も設置されており、お守りや御神矢を授かる人でいっぱいでした。

仮設の授与所

仮設の授与所

本殿前も人が多く、お参りするには、どれだけ並ばなければならないのかと思ってしまいます。

本殿

本殿

でも、八坂神社の本殿は横に広く、一度に20人から30人くらいはお参りをできますから、実はほとんど並ばずにお参りをできます。

主祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)は、厄除のご利益を授けてくれますから、1年間、無事でいられるようにお願いしておきましょう。

ちなみに牛頭天王と素戔嗚尊は同一とされています。

本殿から少し西に歩くと、大国主社があります。

祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)は、野火に襲われた際、ネズミに助けられたと伝えられていますから、子年の初詣には大国主命を祀る神社を訪れたいですね。

これも余談ですが、草原に火を放って大国主命を危険な目に遭わせたのは素戔嗚尊です。

さて、大国主社ですが、令和2年(2020年)3月末まで工事中とのこと。

工事中の大国主社

工事中の大国主社

「縁結びの神様が蘇ります」と記されています。

子年の元日に大国主社にお参りできないのは残念だなと思ったのですが、どうやら本殿に神霊が遷されているようですから、先ほどの本殿参拝時に大国主命にもお参りを完了していたようです。

なので、3月末までは、本殿参拝時に縁結びのご利益もお願いしておくと良いでしょう。

境内の南東にやって来ました。

ここには、お稲荷さんが2つあります。

命婦稲荷神社(左)と玉光稲荷社(右)

命婦稲荷神社(左)と玉光稲荷社(右)

1つは玉光稲荷社(たまみついなりしゃ)です。

そして石段を上がった場所にあるのが奥宮の命婦稲荷神社(みょうぶいなりじんじゃ)です。

命婦稲荷神社

命婦稲荷神社

玉光稲荷社も命婦稲荷神社も、食物を始め商いに関わる神さまとして古くから信仰されていますから、商売繁盛のご利益をお願いしておきましょう。

境内の東側に建つ美御前社(うつくしごぜんしゃ)の前には列ができていました。

美御前社

美御前社

美御前社は、その名のとおり、美人祈願の社です。

列には、若い女性の姿が目立ちますが、男性の姿も見受けられます。

本殿に年始のお参りを済ませたことですから、八坂神社から出ることにしましょう。

西楼門に向かう参道は非常に混雑していましたから、帰りは北側の鳥居から出ることに。

北側の鳥居

北側の鳥居

鳥居の前にお店が並ぶ風景は、お正月らしいですね。

なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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