石清水八幡宮の満開のサツキと初夏の花・2019年

6月上旬。

京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。

石清水八幡宮は、都の裏鬼門(南西の方角)を守護する王城鎮護の社として、平安時代から朝廷や武家の崇敬を集めてきました。

近年は、社殿が国宝に指定されたことで、旅行や観光で訪れる人が多くなっていますね。

梅雨に入るかどうかの今の時期は、石清水八幡宮の神苑で、多くのサツキが花を咲かせます。

涌峯塔周囲のサツキ

石清水八幡宮には、京阪電車の八幡市駅からケーブルに乗車して、男山の山上に行けば、すぐに境内に入れます。

山上の駐車場の近くは神苑となっており、シンボルタワーの涌峯塔が建っています。

その涌峯塔の周囲に多くのサツキが植えられています。

すでにサツキは見ごろを迎えており、ピンク色の花がたくさん咲いていました。

涌峯塔とサツキ

涌峯塔とサツキ

葉が見えなくなるほど花が咲いているサツキ。

満開のサツキ

満開のサツキ

ピンク色の花に混ざって白色の花も咲いていましたよ。

白色のサツキ

白色のサツキ

サツキの奥に見える建物は、石翠亭です。

石翠亭とサツキ

石翠亭とサツキ

石翠亭は、休憩所となっており、飲食物の販売も行われていますよ。

サツキの花にチョウがやってきました。

チョウとサツキ

チョウとサツキ

真っ黒な羽をゆっくりと動かしながら、花の蜜を吸っていましたよ。

初夏の花とアオバズクとネコ

神苑では、その他の初夏の花も咲いていました。

こちらは、ドクダミの花です。

ドクダミ

ドクダミ

ドクダミは、真ん中の穂の部分が花で、周囲の白色の花弁に見えるのは苞葉(ほうよう)が変化したものです。

木陰では、カシワバアジサイも見ごろになっていました。

カシワバアジサイ

カシワバアジサイ

石清水八幡宮では、西洋アジサイやガクアジサイも咲きますが、私が訪れた日は、まだ見ごろには早かったです。

涌峯塔の南側に植えられているオオクスノキには、アオバズクが棲んでいるんですよ。

オオクスノキの上の方の枝を探してみると、アオバズクを発見しました。

アオバズク

アオバズク

じっとしたまま、ピクリとも動きません。

エジソン記念碑の後ろでは、3匹のネコが、のんびりと寝ていました。

ネコ

ネコ

神苑のサツキやその他の花を見た後は、本殿にお参りです。

本殿

本殿

厄除開運のご利益で有名な神社ですから、災厄に見舞われないよう、そして運気が上がるようにお願いしておきましょう。

本殿にお参りを済ませた後は、表参道から下山します。

表参道の石垣には、ムラサキカタバミが咲いていました。

ムラサキカタバミ

ムラサキカタバミ

石清水八幡宮は、足元に目をやると、多くの草花が咲いているのに気づきますよ。

なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。