3月下旬に京都市東山区の三十三間堂に桜を見に行った後、東隣に建つ養源院に参拝しました。
養源院は、秋の紅葉が美しいお寺として有名ですが、春には桜を愛でることもできます。
桜の数は多くありませんが、参道わきの芝生には立派なヤマザクラが植えられており、ソメイヨシノよりも一足早く見ごろを迎えます。
芝生の山桜が見ごろ
養源院は、京阪電車の七条駅から東に徒歩約5分の場所に建っています。
市バスだと「博物館三十三間堂前」から徒歩約3分です。
入り口の山門の前に到着。
山門
山門をくぐると、緩やかな上り坂となっている参道が現れます。
参道
参道脇には、多くのカエデが植えられていますが、まだどのカエデも葉がついていませんね。
参道の近くには、クロネコがいましたよ。
ネコ
こちらを向いてアッカンベーをしています。
まずは、参道脇に祀られている毘沙門天にお参りをしましょう。
毘沙門天
ヤマザクラは、参道の北の芝生の斜面に植えられています。
ヤマザクラ
たくさんの花を付けて、ちょうど見ごろを迎えていました。
ヤマザクラは、花の近くに茶色の葉がついているのが特徴的です。
ヤマザクラと石碑
ソメイヨシノの枝は、淡い紅色の花がいっぱい咲きますが、ヤマザクラは葉があるためかソメイヨシノよりも花数は少な目です。
この日は、雲が多い天気だったため、ヤマザクラの花が雲と重なると、写真では花と雲の境目がよくわからなくなります。
曇り空とヤマザクラ
晴れた日に桜が満開になるとは限りません。
仕方のないことですが、晴れた日に満開のヤマザクラを見たかったですね。
芝生は、所々に茶色い部分が残っていますが、徐々に青くなってきています。
芝生とヤマザクラ
桜は芝生と一緒に見るのも美しいですね。
私が養源院を訪れた日は、人が10人ほどいたでしょうか。
ヤマザクラのアップ
まだソメイヨシノが見ごろを迎えるには数日早かったので、養源院が建つ辺りは観光客や旅行者の方が少な目でした。
おかげで、養源院では、静かにヤマザクラを観賞できましたよ。
満開のヤマザクラ
養源院の参道の南側では、背の低い桜が咲き始めていました。
おそらくソメイヨシノだと思われますが、大きく育つには長い年月を必要としそうです。
養源院は、ソメイヨシノが終わる頃に本堂の近くで八重紅枝垂れ桜が見ごろを迎えます。
また、ヤマザクラの近くでも、真っ白な桜が咲きますから、4月10日ころに養源院に桜を見に行くのもおすすめですよ。
この後は、渉成園に桜を見に行きました。
なお、養源院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。