本願寺北山別院の紅葉・2018年

11月中旬に京都市左京区の圓光寺(えんこうじ)の紅葉を見た後、南に10分ほど歩いて本願寺北山別院に立ち寄りました。

本願北山別院が建つ一乗寺は、紅葉の名所が多く、今の時期は旅行者や観光客の方がたくさん訪れるのですが、当院に参拝する人はほとんどいませんね。

紅葉し始めた参道と境内

本願寺北山別院には、叡山電車の一乗寺駅から東に10分ほど歩くと到着します。

石段となっている参道の入り口には、「親鸞聖人御舊跡」と刻まれた石柱が立っています。

参道

参道

参道脇のカエデは、紅葉し始めてまだ時間が経っていない模様。

参道脇の紅葉

参道脇の紅葉

ほとんどの葉が緑色で、木の上の方の葉が赤くなり始めている程度の色付きです。

山門と一緒に見る紅葉。

山門と紅葉

山門と紅葉

もうちょっと赤く色づいていると、きれいなんですけどね。

山門をくぐると、正面に本堂が建っているので、まずはお参りをしましょう。

本堂と紅葉

本堂と紅葉

本願寺北山別院は、西本願寺の別院です。

もともとは、養源庵という天台宗のお寺で、比叡山三千坊のひとつに数えられていました。

浄土真宗の開祖である親鸞聖人は、建仁元年(1201年)に六角堂に100日間参籠しましたが、その途中、この地から湧き出る聖水で喉を潤したと伝えられています。

西本願寺の別院となったのは、延宝6年(1678年)のことです。

本堂から外に出ると、鐘楼の近くのカエデが鮮やかに紅葉しているのに気づきました。

鐘楼と山門

鐘楼と山門

山門近くのカエデとは異なり、鐘楼近くのカエデは、紅葉が見ごろに入っています。

鐘楼と紅葉

鐘楼と紅葉

下から見上げると、まだ青葉が残っていました。

見上げる紅葉

見上げる紅葉

あと5日ほどすれば、この青葉も赤くなっていそうです。

カエデの木の上の方の枝に付いている葉は、透明感のあるモミジになっていました。

色とりどりのモミジ

色とりどりのモミジ

赤色のモミジに混ざって、少しだけ緑色のモミジが見えるのも、秋の深まりを感じられて良いものです。

本願寺北山別院の北側には、保育園があります。

イチョウ

イチョウ

その保育園に植えられたイチョウも黄葉していました。

黄色く色づいているのは、全体の半分くらいでしょうか。

全ての葉が黄色く染まるまで、それほど時間はかからないように思います。

私が、本願寺北山別院にいる間、人は誰もいませんでした。

紅葉が見ごろを迎える頃も、参拝者は少なそうですね。

この後は、金福寺の紅葉を見に行きます。

なお、本願寺北山別院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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