圓光寺で見ごろが近づく紅葉・2018年

11月中旬に京都市左京区の一乗寺の詩仙堂に紅葉を見に行った後、北に5分ほど歩いて圓光寺(えんこうじ)に参拝しました。

圓光寺も、詩仙堂と同じく洛北を代表する紅葉の名所です。

境内には、十牛(じゅうぎゅう)の庭と呼ばれる庭園があり、地面に敷き詰められたコケと一緒に見る紅葉が特に美しいです。

奔龍庭

圓光寺の最寄り駅は、叡山電車の一乗寺駅です。

駅からは、北東に徒歩約15分で圓光寺の山門前に到着します。

その山門前では、ドウダンツツジが紅葉していましたよ。

ドウダンツツジの紅葉

ドウダンツツジの紅葉

山門をくぐると、右手に拝観受付があります。

拝観料は500円。

以前に参拝した時は400円だったのですが、値上げしたようです。

その代り、拝観案内が以前よりも豪華になっていました。

参道を進み石段を上ると、正面に奔龍庭(ほんりゅうてい)と呼ばれる枯山水庭園が配されています。

奔龍庭

奔龍庭

私が最後に圓光寺を訪れたのは6年前ですが、その時には奔龍庭はありませんでした。

2015年には、奔龍庭はできていたみたいです。

奔龍庭は、白砂を雲海にみたて、石組で龍を表現しています。

龍の頭と紅葉

龍の頭と紅葉

その龍の頭の向こうに紅葉が見えます。

以前は、このような景色を見ることはできませんでした。

圓光寺の見どころが、さらに増えましたね。

奔龍庭の南側には展示室の瑞雲閣があります。

中では、円山応挙の屏風絵や徳川家康に贈られた日本最古の木活字を見ることができますよ。

本堂から眺める十牛の庭の紅葉

寺宝を鑑賞した後は、本堂に入ります。

まずは、本尊の千手観世音菩薩坐像にお参りをしましょう。

本尊にお参りをした後は、本堂の奥に進みます。

本堂の南側の戸が全開になっており、ここから十牛の庭を鑑賞できます。

本堂から眺める十牛の庭

本堂から眺める十牛の庭

十牛の庭は、牛を追う牧童の様子が描かれた十牛図を題材にして近世初期に作られた池泉回遊式庭園です。

縁側からは、しっとりと色づいたモミジを眺めることができ、多くの参拝者の方が移り変わる季節の変化を視覚で楽しんでいましたよ。

縁側から見る十牛の庭

縁側から見る十牛の庭

十牛の庭の紅葉は、まだ見ごろ前の状況でした。

それでも、一部で赤く紅葉しているカエデもあり、色とりどりのモミジを見ることができました。

色とりどりのモミジ

色とりどりのモミジ

上の写真を見ると、無人のように思えますが、後ろには多くの観光客の方がカメラを構えて、柱や欄間を額縁のようにして十牛の庭の紅葉を撮影していましたよ。

洛北からの景色

本堂を出て十牛の庭を散策します。

十牛の庭の東側には鐘楼が建ち、その付近のカエデは、まだ青葉が目立っていました。

鐘楼と紅葉

鐘楼と紅葉

鐘楼の近くにある石段を上ると墓地があります。

墓地からさらに山を上ると、徳川家康のお墓と東照宮があります。

東照宮の先からは、境内を見下ろすように紅葉を観賞できます。

洛北からの景色

洛北からの景色

圓光寺の紅葉は、本堂から眺めるのもきれいですが、山の上からも見ておきたいですね。

山を下り、再び十牛の庭に戻ってきました。

庭園の南側には、洛北最古の泉水の栖龍池があります。

栖龍池と紅葉

栖龍池と紅葉

カエデがもっと紅葉すると、水面にも真っ赤なモミジが映ることでしょう。

十牛の庭には、小さなお地蔵さまもいらっしゃいます。

小さなお地蔵さま

小さなお地蔵さま

頭の上にモミジが散り、それを喜んでいるかのような表情をしていますね。

庭園を鑑賞する前に入った瑞雲閣の奥には講堂があります。

講堂の中からも十牛の庭を鑑賞できますよ。

講堂から見る十牛の庭

講堂から見る十牛の庭

これから気温がもっと低くなると、十牛の庭の紅葉は、さらに進むことでしょう。

圓光寺は、11月20日以降に本格的な紅葉の見ごろに入りそうですよ。

この後は、本願寺北山別院の紅葉を見に行きました。

なお、圓光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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