5月初旬。
京都市左京区の岡崎別院に参拝しました。
岡崎別院は、浄土真宗の開祖親鸞聖人の草庵跡に建っており、かつては親鸞屋敷と呼ばれていました。
その後、岡崎御坊と名を変え、現在は岡崎別院と呼ばれています。
岡崎別院には、カエデが多く植えられています。
なので、初夏は新緑がきれいなんですよね。
見晴らしが良くなった庭園
岡崎別院へは、京阪電車の神宮丸太町駅から丸太町通を東に15分ほど歩くと到着します。
市バスだと「岡崎神社前」からすぐです。
山門の前にやってきました。
外からでも、誰も参拝していないのがわかります。
山門をくぐり境内へ。
木々の若葉が美しいですね。
特に背の高いイチョウの黄緑色の姿が、初夏らしさを感じさせてくれます。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂にお参りの際、寺務所に声をかけると、お寺の方が説明をしてくださるそうですよ。
岡崎別院の境内の西側には、池泉回遊式庭園があり、池の周囲に多くのカエデが植えられています。
広大な敷地の奥に見える木々が生い茂っている一帯に庭園があります。
以前は、庭園の前に建物があったのですが、いつの間にかなくなっています。
半年前に紅葉を見に来た時には、まだ建っていたんですけどね。
庭園の前にやってきました。
池周囲のカエデが、若葉をたくさんつけています。
必度橋を渡って池の向こう側に行きましょう。
池の北側には、ツツジが植えられており、白色や赤色の花が咲き始めていました。
あと3日ほど遅くに参拝していれば、もっと華やかなツツジを見れたでしょうね。
池のほとりに建つ東屋。
この辺りは、木陰になっているので、空気がひんやりとしています。
少々暑い日だったので、冷気が気持ちよかったですよ。
東屋に入って、少し休みましょう。
庭園の前に建物が建っていた時は薄暗かったのですが、今は太陽の光が入ってくるので庭園全体が明るくなっています。
青空の下で見る新緑も爽やかですね。
そろそろ庭園から出ることにしましょう。
建物が建っていた時は外から庭園が全く見えませんでしたが、今は丸太町通からでもたくさんの木々が生い茂っているのがわかります。
建物が無くなった敷地は、このままにしておくのでしょうか。
それとも、また建物が建つのでしょうか。
そんなことを考えながら、岡崎別院を後にしました。
なお、岡崎別院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。