秋のもの悲しさを感じる六孫王神社・2016年

10月下旬に京都市南区の東寺に参拝した後、近くの六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)にもお参りをしてきました。

東寺に参拝した時には、よく六孫王神社にも訪れるのですが、この時期にお参りをするのは今回が2回目ですね。

紅葉する桜

六孫王神社の最寄り駅は、近鉄電車の東寺駅です。

駅から北東に10分も歩けば、六孫王神社の入り口に到着します。

六孫王神社は交差点に面して入り口があるのですが、今回は、少し西に歩いたところにある南側の鳥居から境内に入ることに。

南の鳥居

南の鳥居

参道の前に建つ2つ目の鳥居。

参道の鳥居

参道の鳥居

鳥居の近くでは、秋の花が咲いていました。

秋の花

秋の花

2つ目の鳥居をくぐって参道を進みます。

参道

参道

両脇に並ぶ朱色の鳥居が雅であります。

参道の奥に建つ本殿。

本殿

本殿

六孫王神社の本殿には清和源氏の祖とされる源経基を祀っています。

もともとこの地は源経基の邸宅があった場所で、その子の源満仲が応和年間(961-963年)に社殿を建立したのが、当社の始まりとされています。

源経基は清和天皇の第6皇子の貞純親王の子で、清和天皇の孫にあたることから六孫王と呼ばれていました。

そのため、社名も六孫王神社となりました。

なお、相殿には天照大神と八幡大神も合祀されています。

それでは本殿にお参りをしましょう。

六孫王神社は春の桜が美しく、花季の異なる様々な桜が植えられていることから、比較的長い期間、お花見できます。

今の時期は、桜の葉が赤色や黄色に色づいており、秋らしいもの悲しい風景を作り出しています。

境内

境内

桜はカエデよりも紅葉するのが早いですね。

いち早く紅葉を楽しみたい方は、桜の名所に足を運ぶと良いでしょう。

朱色の橋の奥に建つ社殿には、誕生水弁財天を祀っています。

誕生水弁財天

誕生水弁財天

この社殿内には、源満仲の誕生水があり、古くから京都名水のひとつに数えられています。

弁財天にもしっかりとお参りをしておきましょう。

誕生水弁財天の隣にはお稲荷さんも祀られています。

そのお稲荷さんの近くで、きれいな桃色のバラの花が咲いていましたよ。

バラ

バラ

茎には鋭いトゲがあるので、あまり近づかずに眺めましょう。

バラを見た後は、お稲荷さんにも商売繁盛を祈願しておきました。

秋の六孫王神社は、訪れる人がおらず無人でした。

そのため、静寂の境内がさらに秋のもの悲しさを感じさせます。

時折、近くを新幹線が走って騒がしくなりますが、私が参拝した時には新幹線は通りませんでした。

なお、六孫王神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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