4月上旬。
京都市南区に建つ東寺の夜間拝観に行ってきました。
東寺には何度も参拝していますが、ライトアップを見に行ったのは今回が初めてです。
写真では、ライトアップされた桜や五重塔を見たことがありました。
夜桜と五重塔を一緒に撮影した写真はとても美しく、一度は見ておきたいと思い、桜が満開の日を狙って夕方から東寺に出かけたのであります。
不二桜と金色に光り輝く五重塔
東寺の最寄り駅は近鉄電車の東寺駅です。
京都駅からでも15分ほど西に歩けば東寺に行けます。
夜間拝観は午後6時30分からです。
10分前に拝観受付がある慶賀門に到着すると、長蛇の列ができていました。
境内に入るには時間がかかりそうだなと思ったのですが、意外と待つことなく15分程度で受付を済ませることができましたよ。
ちなみに拝観料は500円です。
境内に入ると、一面がライトアップされていました。
空も暗くなっていたので、ライトに照らしだされる伽藍、桜、その他の花の美しさが際立っていますね。
東寺のライトアップの定番と言えば、不二桜と金色に光り輝く五重塔を一緒に眺めるこの夜景です。
不二桜の前に拝観者がずらっと並んで写真撮影をしています。
東寺の夜間拝観で使用されているライトは、太陽光に近い光なので、桜の色がとても自然です。
しかも、光がとても明るいので、夜桜特有の薄暗い写真になりにくいです。
満開のソメイヨシノ
夜の東寺境内を散策します。
ソメイヨシノがちょうど見ごろを迎えており、どの木も満開でした。
その満開の桜にライトが当たると、まるで桜の花が白く光り輝いているように見えます。
五重塔と満開のソメイヨシノ。
瓢箪池に映り込む桜も見事であります。
境内のどこを見ても、ソメイヨシノは満開です。
良い日に夜桜見物できて、大満足です。
ライトアップされた桜に挟まれる金堂。
後ろを振り返ると、桜と桜の間から金色の五重塔が見えます。
この夜景も、言葉にならないほど美しかったです。
東寺は、昼の拝観時は、金堂と講堂に入ってたくさんの仏像を拝むことができるのですが、夜間拝観では、建物の外からのお参りしかできません。
それでも、しっかりと参拝しておきましょう。
東寺の境内をぐるっと1周したので、そろそろ外に出ることに。
ライトアップの全景も撮影しておきましょう。
そして、最後に不二桜を近くで撮影。
奥に見える建物は講堂です。
2016年の春の東寺の夜間拝観は4月17日まで行われます。
4月中旬になると、ソメイヨシノは花を多く散らしているでしょうから、できるだけ早めにライトアップを見に行った方が良いでしょう。
大きな枝垂れ桜の不二桜は、ソメイヨシノよりも長い期間咲き続けますから、ソメイヨシノが散ってもまだ花が残っていると思います。
なお、東寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。