檀王法林寺の椿・2016年

1月下旬に京都市左京区の壇王法林寺(だんのうほうりんじ)に参拝してきました。

立ち寄る予定はなかったのですが、近くを通りかかったので、ちょっと境内を覘いていくことに。

なので特に目的はありません。

でも、このように何気なく訪れた時に偶然の発見があるものです。

参道の椿

壇王法林寺は、地下鉄三条京阪駅から地上に出てすぐの場所に建っています。

京阪三条駅から地上に上がった方が近いですね。

三条通に面した壇王法林寺の山門。

三条門

三条門

この山門は三条門というそうです。

三条門をくぐり参道へ。

奥には四天王像を祀る楼門が見えます。

参道

参道

このまま楼門まで進もうと足早に参道を歩くと、視界に赤い花が飛び込んできました。

それは、冬らしい椿の花でした。

赤い椿

赤い椿

これまで何度も壇王法林寺に参拝していますが、参道に椿が植えられていることに全く気付きませんでした。

そう言えば、あまり冬に壇王法林寺を訪れていなかったような気がしますね。

椿は1種類だけでなく、何種類か植えられています。

中心が黄色い椿

中心が黄色い椿

真っ白な花を咲かせた椿もありますね。

白い椿

白い椿

絞りが入った椿。

絞りが入った椿

絞りが入った椿

椿の種類はわかりませんが、赤色や白色など様々な椿が花を咲かせていて、冬なのに参道は割と華やかでしたよ。

真っ赤な椿

真っ赤な椿

境内の様子

参道の椿を見た後は、楼門へ。

楼門

楼門

楼門に祀られている四天王像もしっかりと見ておきましょう。

こちらは、楼門の北西に祀られている多聞天です。

多聞天

多聞天

多聞天の足元を見ると、邪鬼が踏んづけられています。

多聞天に踏まれる邪鬼

多聞天に踏まれる邪鬼

北東に祀られている広目天です。

広目天

広目天

広目天の足元でも邪鬼が踏みつぶされています。

広目天に踏まれる邪鬼

広目天に踏まれる邪鬼

悪いことをすると四天王に踏んづけられるかもしれませんから、他人に迷惑をかけるような行為は慎まなければなりませんね。

寛政3年(1750年)頃に完成した本堂。

本堂

本堂

境内に隣接する保育園から子供たちの元気な声が聞こえてきます。

子供は風の子とはよく言ったもので、園児たちは寒さをものともせず走り回っていましたよ。

保育園の門の前には、園児たちを守っているかのように童地蔵さんがいらっしゃいます。

童地蔵

童地蔵

他にも壇王法林寺の境内にはお地蔵さまが何体も祀られています。

楼門の東側の参道付近には、かわいらしい姿をした供養地蔵尊もいらっしゃいます。

供養地蔵尊

供養地蔵尊

手前の2体のお地蔵さまは、ニコニコとした笑顔で参拝者を出迎えてくれていますよ。

お地蔵さまへのお参りを済ませたところで、境内から出ることに。

参道には、まだつぼみだけの椿が何本かありました。

椿のつぼみ

椿のつぼみ

これから春にかけて、たくさんの花を咲かせそうですね。

なお、壇王法林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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