宇治上神社に新年のお参り・2016年

1月上旬。

京都府宇治市の宇治上神社に新年のお参りをしてきました。

久しぶりに訪れた宇治市は、とても新鮮に感じました。

このような新鮮な気持ちで神社に参拝すると、きっと良いことがあるはずです。

参拝者は少な目

宇治上神社の最寄り駅は、JR宇治駅、または京阪宇治駅です。

JR宇治駅からは徒歩約15分、京阪宇治駅からは徒歩約12分で、宇治上神社の鳥居の前に到着します。

鳥居

鳥居

朱色の鳥居が立派です。

その前に立つ宇治上神社と彫られた大きな石も立派です。

鳥居をくぐり神門の前にやってきました。

神門

神門

さらに神門をくぐって境内に入ります。

正月三箇日を過ぎたためか、境内は参拝者が少な目です。

神門をくぐって最初に目にするのは拝殿です。

拝殿

拝殿

拝殿は、祈祷を受ける方だけが昇殿できます。

祈祷を受けない方は、拝殿の後ろに建つ本殿にお参りをしましょう。

宇治上神社の歴史は古く、応神天皇の皇子である菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)が異母兄の仁徳天皇に位を譲って自殺したことから、その霊を慰めるために創建されたと伝えられています。

応神天皇は3世紀頃の天皇ですから、宇治上神社が、京都府内の神社の中でも非常に長い歴史を持っていることがわかります。

本殿は、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の内殿が3棟あり、それらを覆屋(おおいや)が保護しています。

本殿

本殿

祭神は、菟道稚郎子、応神天皇、仁徳天皇の三柱です。

歴史のある神社ですから、新年からお参りしておけば、大いにご利益を授かれそうです。

境内には末社がいくつかあります。

下の写真に写っているのは、武本稲荷社です。

武本稲荷社

武本稲荷社

お稲荷さんですから、お参りしておけば、商売繁盛のご利益を授かれそうです。

境内には、冬らしくナンテンの赤い実がなっていましたよ。

ナンテン

ナンテン

冬は、木々の枝から葉がなくなり殺風景です。

でも、ナンテンの赤い実が境内にあると、少し賑やかになりますね。

こちらはマンリョウの実です。

マンリョウ

マンリョウ

ナンテンの実とよく似ていますが、下向きに実がなっているのがマンリョウの特徴です。

社務所には、一願成就の願い人形(ひとがた)がありました。

願い人形

願い人形

人形に願い事を書けるのはひとつだけです。

人形は、本殿に捧げられ常にお祈りしてもらえるそうです。

また、もろもろの厄難も祓い清めてくれるそうですよ。

拝殿には大きな生け花が飾られていました。

生け花

生け花

おみくじもたくさん結ばれていましたよ。

たくさんのおみくじ

たくさんのおみくじ

宇治上神社にあった神社雑学クイズを読むと、引いたおみくじが、良ければ持って帰り、悪ければ結ぶというのはまちがいだそうです。

おみくじを引く時は、「いつの」「何を」神さまに占っていただきたいのかを思い浮かべます。

だから、思い浮かべた期間が過ぎてから、近くの神社に行って結ぶのが正しいおみくじの引き方です。

旅行前におみくじを引いたのであれば、旅行から帰ってきてから神社におみくじを結ぶそうですよ。

また、「凶」を引いても、それは悪いことではなく、神様からの注意ということなので、おみくじに書かれていることを真摯に受け止め、生活を改めれば悪い方向には行かないとのこと。

新年からひとつ勉強になりました。

なお、宇治上神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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