京都市北区の上賀茂神社には、様々な名前がついた枝垂れ桜が植えられています。
4月6日。
それらの枝垂れ桜の開花状況の確認のために上賀茂神社にお参りに行ってきました。
御所桜は満開
上賀茂神社に到着すると、鳥居越しにたくさんの桜が開花していることが確認できました。
鳥居をくぐって、さらに近付いてみると、どの桜も見頃を迎えていました。
いや、よく見ると1本だけ、全く花が咲いていません。
花を付けていないのは、斎王桜です。
それにしても、立派な枝垂れ桜ですね。
近くに寄って、つぼみを見ましたが、まだつぼみが固く、開花はかなり先になりそうです。
おそらく、見頃になるのは4月13日以降ではないでしょうか。
斎王桜とは異なり、満開になっていたのが御所桜です。
御所桜は、孝明天皇から下賜されたものだとか。
枝が地面にくっつきそうなくらい垂れていますね。
斎王桜と御所桜の間には、小さな枝垂れ桜があります。
斎王桜、御所桜、小さな枝垂れ桜が並んでいる姿を見ると、まるで親子のように思えてきます。
その他の枝垂れ桜もつぼみの状態
上賀茂神社の2つ目の鳥居の右側には、風流桜と呼ばれている枝垂れ桜があります。
こちらも斎王桜と同様につぼみが固いですね。
見頃は、4月13日以降でしょう。
2つ目の鳥居をくぐると、檜皮葺の社殿が建ち並んでいます。
どの建物も落ち着きのある姿をしていますね。
境内の西側に植えられている枝垂れ桜も斎王桜や風流桜と同じく、つぼみが固い状態です。
この桜は、みあれ桜と呼ばれています。
見頃は、斎王桜や風流桜と同じくらいの時期でしょう。
さらに境内の奥に進むと、楼門の左手前に1本の桜が植えられていました。
こちらの桜は五分咲き程度ですね。
4月10日くらいには、見頃になってそうです。
神社に訪れたからには、しっかりお参りしておこうと思い、楼門の近くまで行くと、今年の干支のウサギの像が置かれていました。
今年は、上賀茂神社に初もうでに来なかったので、このウサギと対面するのは初めてです。
どうやらチェーンソーを使って造ったもののようです。
それにしても、よくできたウサギです。
上賀茂神社の枝垂れ桜は、ソメイヨシノが終わったくらいに見に行くのが良さそうですね。
なお、上賀茂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。