北区一覧

織田信長の葬儀はなぜ大徳寺で執り行われたのか

京都市北区にある大徳寺は、広々とした境内を持つ臨済宗のお寺です。 境内には、一般公開されているものから通常非公開のものまで、たくさんの塔頭(たっちゅう)寺院が建っています。 大徳寺に塔頭が多く建っているのは、ここで織田信長の葬儀が行われたことと関係があります。

上賀茂神社の尚渓園に置かれた願い石

京都市北区の上賀茂神社は、世界遺産に登録されており、1年を通して多くの参拝者が訪れます。 見るものも多く、旅行や観光で京都を訪れた際は、上賀茂神社にもお参りをしておきたいですね。 そして、お参りの際には、願い石にも触れて願い事が叶うように祈願しておきましょう。

風葬の地であった蓮台野に建つ上品蓮台寺と引接寺

京都市北区の船岡山の西に千本通があります。 千本通の名の由来は、卒塔婆が千本立てられたからだと伝えられています。 この地は、蓮台野と呼ばれ、平安時代には風葬が行われていたことから、卒塔婆がたくさん立てられていたのでしょう。 そして、千本通には、蓮台野墓地の墓守の寺として創建された上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)が今もあります。 また、上品蓮台寺の南には引接寺(いんじょうじ)というお寺も建ち、上品蓮台寺と深い関係があります。

平安京造営の起点となった船岡山

京都に平安京が造営されたのは、この地が四神相応の地だったことが理由として挙げられます。 四神とは、東を守る青龍、西を守る白虎、南を守る朱雀、北を守る玄武の神さまのことです。 そして、四神相応の地とは、東に川、西に道、南に湖、北に山がある土地を指し、これを京都に当てはめると東に鴨川、西に山陰道、南に巨椋池(おぐらいけ)、北に船岡山となります。 これら四神の中で、平安京造営の起点となったのは船岡山と考えられます。

織田信長と関係がある京都の史跡

永禄11年(1568年)9月に上洛し、当時の政治に深く関わった織田信長。 今でも、京都には、織田信長に関係する史跡が残っています。 そこで、今回は、京都にある織田信長に関係する史跡をいくつか紹介します。

初夏から梅雨こそ京都の有名な観光名所を訪れたい

ゴールデンウィークが終わると、京都から旅行者や観光客が一気に減ります。 初夏から梅雨にかけての京都は、気候的に散策しやすいので、人が少ないこの時期こそ訪れたいですね。 春や秋の行楽シーズンには、大混雑する観光名所も、初夏や梅雨なら閑散としたものです。 だから、有名な京都の観光名所を訪れるなら、初夏から梅雨がおすすめです。 そこで、今回は、初夏から梅雨に訪れたい京都の有名な観光名所を紹介します。

心字池と芙蓉池から成る等持院の方丈北庭

京都市北区の等持院(とうじいん)は、足利家の菩提寺として知られています。 現在は、周囲に民家や立命館大学ができ、境内が削られてしまっているのですが、それでも割と広々としています。 その等持院には、心字池と芙蓉池の2つの池から構成される方丈北庭があり、今も変わらず美しい景色を参拝者に見せてくれます。 今回の記事では、等持院の方丈北庭を紹介します。

比叡山を望む正伝寺の獅子の子渡し庭園

京都市北区の正伝寺には、遠くに比叡山を望む獅子の子渡し庭園があります。 割と簡素な庭園なのですが、ここから眺める比叡山は格別で、一度訪れるとその風景を忘れることができませんね。 京都らしさを感じられるかというと、そうでもありません。 でも、自然の中でのんびりと風景を楽しめる庭園としては、京都の中でもトップクラスと言えます。 今回の記事では、正伝寺の獅子の子渡し庭園を紹介します。

山々に囲まれて壮大な金閣寺の鹿苑寺庭園

京都市北区の金閣寺は、京都の中でも人気の観光名所です。 誰もが一度は聞いたことがある寺院であり、そして、金色に輝く舎利殿(金閣)をテレビなどで見たことがない日本人はほとんどいないでしょう。 金閣寺は、もともとはお寺ではなく、室町幕府3代将軍の足利義満の隠居所として造営された北山殿でした。 それゆえか、金閣寺の庭園は、壮大な景観をしています。

春から初夏に移りつつある地蔵院・2021年

4月上旬。 京都市北区の地蔵院に参拝しました。 地蔵院には、様々な色の花を咲かせる五色八重散椿が植えられており、毎年3月から4月上旬にかけて見頃を迎えます。 普段は、参拝者が少ない地蔵院ですが、五色八重散椿が咲くころには、それを見ようと訪れる人が増えますね。