中京区一覧

京都の桜散策コース-京都御所、京都府庁、二条城編

京都の春のお花見コースは、東山や嵐山が有名ですが、意外と京都市中心部にもたくさんの桜の名所があります。 地下鉄やバスなどの交通機関も充実しているので、京都市中心部の観光は移動が便利なところも良いですね。 京都市中心部で、おすすめの桜の名所は、京都御所、京都府庁、二条城です。

幕末の庶民教育機関であった教諭所(宣教館)

京都市中京区の東洞院三条に大きなビルが建っています。 このビルは、NTT西日本の京都支店の建物です。 京都市内は規制が厳しいので、あまり大きな建物を建てることができないのですが、中京区、特に三条烏丸周辺には比較的大きな建物がたくさんありますね。 話は変わりますが、NTT西日本の京都支店が建つ辺りは、幕末の庶民教育機関であった教諭所(宣教館)が置かれた場所でした。

時代が降るとともに縮小していった御所八幡宮

京都市中京区の御池通沿いに御所八幡宮という小さな神社が建っています。 ホテルギンモンド京都の東隣ですね。 あまりに狭い神社なので、町の人たちが地元の守り神として建てたのかと思ってしまいそうですが、実は、昔は広大な敷地を持っており、朝廷や源氏から崇敬されていた立派な神社だったんですよね。

明治維新に思想的に大きな影響を与えた横井小楠の最期の地

明治維新の実現に貢献した人はたくさんいます。 坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、高杉晋作など、数え上げるときりがありませんね。 上にあげた人物は、政治を直接動かそうとした人ばかりなので、歴史的にも非常に有名です。 でも、彼らが、明治維新の実現のために行動し始めたのには、必ず思想的なきっかけがあります。 西郷隆盛と大久保利通は島津斉彬(しまづなりあきら)の影響を受けていますし、高杉晋作も吉田松陰の影響を受けています。 坂本竜馬も様々な人の影響を受けています。彼に影響を与えた人物の中には横井小楠(よこいしょうなん)もいますね。

大正時代から残る川崎家住宅

京都市中京区は、京都市の中心部ということもあってお店やマンションなどが建ち並んでいます。 商業用のビルも非常に多いです。 なので、中京区を歩いていても、あまり京都らしい景色に出会えないですね。 でも、大きな通りではなく路地に入れば、昔ながらの建物がまだ残っており、京町家なんかも見ることができます。 新町通六角上るにある川崎家住宅も、そんな建物のひとつです。

御霊神社に桓武天皇と深い関係があった人々が多く祀られているのはなぜ?

京都市上京区に上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)という神社が建っています。 また、上御霊神社から南東に15分ほど歩くと、下御霊神社という神社も建っています。 両社は、ともに「御霊」という文字が社名に入っているので、創建された目的は同じです。 その目的とは、怨霊の祟りを鎮めるためです。 平安時代、非業の死を遂げた人々が怨霊となって、疫病や洪水などの災いをもたらすと考えられていました。 そして、こういった災いから、京都を守るためには、怨霊を神社に祀って御霊に変えれば良いとされていました。 この信仰を御霊信仰といいます。 上御霊神社も下御霊神社も、祭神として...

実は京都の中心から少し北にずれている「へそ石」・六角堂

京都の中心はどこかと、京都に住んでいる方に聞けば、おそらく頂法寺と答えることでしょう。 頂法寺なんて聞いたことがないという人もいらっしゃるでしょうが、このお寺は、別名を六角堂といいます。 六角堂なら聞いたことがあるのではないでしょうか。 京都市中京区に建つ本堂が六角形のお寺ですね。

今も昔も京都経済の中心だった四条烏丸

京都の歴史といった場合、多くの人が平安京以降を思い浮かべるのではないでしょうか。 でも、京都が歴史的に注目が集まるのが平安時代以降ということであって、それ以前には京都に何もなかったわけではありませんし、人が住んでいなかったわけでもありません。 現在、京都の経済の中心となっているのは四条烏丸で、この辺りには多くの金融機関が建ち並んでいます。 全国的に有名な銀行や証券会社の他にも、京都に特化した会社なんかもありますね。 四条烏丸の発展は、近代からではありません。 実は、平安遷都(794年)以前から、四条烏丸は京都の中心として栄えていたのです。

処刑場だった三条河原。カップルが仲良く座るその場所も実は・・・。

京都市東山区と中京区に挟まれるように鴨川が北から南に流れています。 当然のことながら、川を渡ろうと思うと橋が必要になります。 東山区から中京区に行こうとする場合、三条大橋か、その1本北に架かる御池大橋のどちらかを選びますが、歩行者に人気があるのは三条大橋ですね。 近くにたくさんのお店が並んでいることが理由でしょう。 でも、三条大橋が架かる三条河原は、少しばかり気味の悪いところなので、できることなら近づきたくないですね。