上京区一覧

南北朝の争乱の原因は後嵯峨天皇だったのでは?

鎌倉時代が終わり(1333年)、その後に訪れたのが、朝廷が北朝と南朝に分裂して争う南北朝時代でした。 50年もの長きにわたって南北朝の争乱が繰り広げられたのは、後醍醐天皇に対立した足利尊氏が、光厳天皇(こうごんてんのう)を北朝の初代天皇として擁立したことが原因とされています。 しかし、実は、足利尊氏が北朝をつくる以前から、南北朝の争乱の火種は皇室にくすぶっていたのです。

生野の変の重要人物が眠る竹林寺

江戸幕府が、慶応4年(1868年)に鳥羽伏見の戦いで新政府軍に負けたことで、約700年続いた武家政治が終わりました。 武家政治の確立と終焉の地・鳥羽 倒幕の機運は、坂本竜馬が薩摩藩と長州藩を結びつけた薩長連合(1866年)以降、急速に高まることになりますが、その3年前の文久3年(1863年)8月にも討幕を企てた事件が起こっています。

春は牡丹の花が咲く達磨寺

京都市上京区に法輪寺というお寺があります。 JR円町駅から北に5分ほど歩くと到着します。 法輪寺という名前ではピンと来ない方が多いかもしれませんが、達磨寺というと「あのお寺のことか」と思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。 4月下旬に金閣寺に訪れた際、達磨寺にも立ち寄ったので、今回はその内容を紹介します。

智恵光院でまとめて六地蔵巡り

毎年8月22日と23日には、京都の6ヵ所のお寺で六地蔵巡りが行われます。 その6ヵ所のお寺とは、伏見区の大善寺、山科区の徳林庵、北区の上善寺、鳥羽の恋塚浄禅寺、西京区の地蔵寺、右京区の源光寺です。 この6ヵ所のお寺を巡ると家内安全や無病息災といった功徳があるのですが、それぞれのお寺は離れすぎています。 なので、全部のお寺を廻りたいけど、時間がないという方も多いことと思います。 そんな方は、智恵光院に訪れてみるといいでしょう。

浄土宗四ヵ本山を効率的に訪れるには?

京都には、平安時代末期に法然が開いた浄土宗のお寺がたくさんあります。 その中でも、東山区の知恩院、左京区の百萬遍知恩寺と金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)、上京区の清浄華院(しょうじょうけいん)の4つのお寺を併せて、浄土宗四ヵ本山と呼びます。 いずれも京都に観光や旅行で訪れた時には、拝観しておきたいお寺です。

京都御苑の北西の寺社を歩く

以前に寺町を歩いてみようの記事で、京都御苑の東側にある見過ごされがちなお寺や神社を紹介しました。 今回の記事では、その反対の京都御苑の北西にあるお寺や神社を紹介したいと思います。 上京区は、京都御苑や相国寺といった有名な観光名所に意識が行ってしまいますが、京都御苑の北西にも、興味深いお寺や神社が多数あるので、訪れて損はないでしょう。

葵祭観覧に便利なホテル

毎年5月15日は、京都三大祭りの一つである葵祭の路頭の儀が行われます。 この日、京都市内は旅行でお越しになった観光客の方で混雑し、ホテルや旅館も空室が少なくなります。 なので、京都で1泊して葵祭を観覧しようとお考えの方は、できるだけ早めに宿の予約をしておいた方が良いでしょう。 そこで、今回は、葵祭の観覧に便利な宿を紹介します。

猫の恩返しで再興した称念寺

京都市上京区の千本ゑんま堂から千本通を横切って東に少し歩くと称念寺というお寺があります。 住宅が立ち並ぶ狭い路地の一角に建っているので、目立ちませんが、動物供養のお寺として知られています。 称念寺が動物供養のお寺として親しまれるようになった理由は、三代目住職が猫好きであったことと関係があります。

苦しみを抜いてくれる釘抜地蔵・石像寺

京都市上京区の市バス亭千本上立売から歩いてすぐの場所に石像寺(しゃくぞうじ)というお寺が、ひっそりと建っています。 石像寺には、お地蔵さんが祀られているのですが、このお地蔵さんは苦しみを抜いてくれるということで、信仰を集めています。