伏見区一覧

東山三十六峰は実際に36の峰がある

京都市の東には東山という山がそびえています。 よく東山三十六峰と呼ばれることがありますが、この呼び名は中国の嵩山(すうざん)が嵩山三十六峰と呼ばれることから、それを真似て名付けられたと伝えられています。 なので、東山三十六峰と言っても実際に36の峰が存在しているわけではなさそうな気がしますよね。 ところが、東山には本当に36の峰が存在しているようです。

伏見の神社に初詣

2011年1月1日に八幡市の石清水八幡宮に初詣に行ってきましたが、2日には伏見区にある3つの神社に参拝してきました。 その3つの神社とは、伏見稲荷大社、藤森神社、城南宮です。 今回の記事では、上の3つの神社の新年の状況を報告したいと思います。

社殿が流れてきた田中神社

京都市伏見区の横大路は、車の交通量が多い地域です。 国道1号線や外環状線が走っているので、当然と言えば当然です。 こういう交通量の多い地域にはあまり観光目的で訪れる人は少なく、実際に名所と呼ばれる場所も多くありません。 しかし、探してみるとあるもので、横大路にも田中神社という神社が建っているのを発見しました。

菱妻神社と久我神社を訪れる

京都は観光都市なので、多くの名所の近くには、電車の駅があります。 しかし、観光名所の中には、近くに電車の駅がないところもあり、こういったところは、ついつい敬遠したくなります。 京都市伏見区の久我(こが)も、そういったところのひとつですね。 久我は、桂川の西側にあり、東の近鉄電車の伏見駅からは20分以上歩かなければなりません。また、西のJR向日町駅から歩くにしても30分程度かかります。 どの電車に乗っても結構歩かないといけないので、久我の散策は敬遠してしまいがちですが、しかし、この地域には、菱妻神社(ひしつまじんじゃ)と久我神社という興味深い神社があるので、無視することは...

近藤勇を狙撃せよ

京都の街を歩いていると今まで何もなかった場所にいつのまにか石碑が置かれているということがよくあります。 伏見区の京阪墨染駅から西に10分ほど緩やかな坂を下って行ったあたりにも、平成21年(2009年)12月に建立されたばかりの石碑があります。 その石碑には、「この付近 近藤勇 遭難の地」と刻まれています。

城南宮の南の神苑にある3つの庭園

前回の記事では、城南宮で行われた曲水の宴の模様をお伝えしました。 曲水の宴が行われる日は、神苑の入場が無料となることから、行事終了後に神苑内を散策してきました。 そこで、今回の記事では、11月3日の神苑内の様子を紹介したいと思います。

曲水の宴2010年秋

毎年4月29日と11月3日に京都市伏見区の城南宮で、曲水の宴が行われます。 曲水の宴は、神苑内の平安の庭で行われる行事で、平安装束を身にまとった参演者達が、歌を詠んだり、舞ったりします。 その姿や振る舞いの優雅さは、京都らしい風情を感じさせてくれます。 というわけで、11月3日に曲水の宴を観てきましたので、今回はその模様をお伝えしたいと思います。

京都南インター付近の3つの史跡を訪れる

京都南インターの辺りには、多くの会社があります。 高速道路を利用しやすい環境にあるためか、運送関係や倉庫関係の会社が多いように思います。 また、国道1号線も通っていることから、道路の脇にはたくさんのお店が並んでいます。 会社とお店と車だらけの京都南インター付近は、一見すると、観光で訪れるようなところは全くないように思えます。 ところが、探せば見つかるもので、この付近にも恋塚浄禅寺、城南宮、恋塚寺といった興味深い史跡があります。 そこで、今回の記事では、これら3つの史跡を紹介したいと思います。

江戸時代の水運で発展した伏見港

京都市伏見区には、以前は水運の拠点だったことから、港がありました。 その港は伏見港と呼ばれ、現在の京阪電車中書島駅付近は港町として賑わっていました。 しかし、今では伏見港は埋め立てられ、公園となっています。 埋め立てられたということは、港が必要なくなったということですが、その理由は一体何だったのでしょうか。 そこで、今回の記事では、伏見港の発展と衰退の歴史について紹介したいと思います。