京都の名所旧跡一覧

天寧寺のサルスベリとフヨウ・2011年

京都市北区の寺町通沿いに建つ天寧寺は、夏になると境内にサルスベリとフヨウが咲きます。 あまり有名なお寺ではないこと、夏は京都に観光で訪れる方が少ないことから、8月下旬に私が天寧寺に訪れた時は、境内に人っ子一人いませんでした。

拾翠亭のサルスベリ・2011年

夏の花のサルスベリを観るために京都御苑へ。 とは言え、訪れたのは夏も終わろうかという8月下旬。 それでも暑さは、まだ真夏と変わりません。こんな日は、観光の休憩に京都御苑内の南西にある茶室の拾翠亭(しゅうすいてい)で涼むのが良いですね。

丹波亀山藩の藩邸に祀られていた亀山稲荷神社

江戸時代には、京都にたくさんの大名の屋敷が置かれました。 幕末に活躍した長州藩、土佐藩、薩摩藩はもちろんのこと、あまり聞いたことがない藩の屋敷もありました。 そんな聞いたことがない藩の典型とも言える丹波亀山藩の京屋敷跡が、地下鉄四条駅と五条駅の間の中野之町(なかののちょう)にありました。

夏は静かな平野神社

京都市北区に建つ平野神社。 ここは、京都でも有名な桜の名所ということで、春になるとお花見のためにたくさんの観光客や参拝者が訪れます。 私も桜を観るために春に平野神社に訪れたことがあります。 ところで、境内にたくさん植えられている桜は、夏になるとどうなっているのでしょうか。 ちょっと気になったので、8月中旬に平野神社に参拝してきました。

雨上がりに観たフヨウの花・法輪寺

京都駅からJRに乗車して、3駅目の円町駅で下車し、北東に5分ほど歩くと法輪寺に到着します。 法輪寺は、それほど大きなお寺とは言えませんが、夏になるとフヨウの花が咲くことで知られており、この時期に参拝される方が多いようです。 私もそろそろフヨウが見頃を迎えているだろうと思い、8月中旬に法輪寺に参拝してきました。

京都五山は6つある?

京都には、京都五山と総称される禅寺があります。 五山制度は、中国の南宋の制度にならったもので、鎌倉幕府が禅宗寺院のランク分けに用いた制度です。 当初の五山制度は、鎌倉のお寺に適用され、後に京都のお寺にも採用されました。 京都五山に列せられたお寺は、その時代によって異なり、室町時代に南禅寺、天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺の6つとなりました。 ところで、五山なのになぜ6つなのでしょうか?