5月15日に京都市東山区の八坂神社にサツキを見に行った後、東隣にある円山公園を散策しました。
この時期の円山公園では、池でカキツバタが見られ、園内の各所でサツキも咲き始めます。
また、桜やカエデも多く植わり、明るい色調の青葉が公園全体を優しい緑色に包み込みます。
緑が深まっていく祇園枝垂れ桜
円山公園には、京阪電車の祇園四条駅から東に約8分歩くと到着します。
途中、八坂神社がありますが、境内を抜けていくのが近道です。
その八坂神社の北東角の鳥居から円山公園に入ると、いっぱいの緑が目に飛び込んできました。

円山公園
すっきり晴れ渡った空と、まだ透明感を残す葉の緑が、これぞ初夏といった景色を作り出す。
鳥居から近い辺りでは、ミカン箱ほどのサツキが、全体の半分くらいに濃いピンク色の花を咲かせ見ごろに。

見ごろのサツキ
東に歩き、公園の中央よりやや西側に植えられた祇園枝垂れ桜の正面へ。
クスノキのような太い幹を持ち、家1軒分くらいに枝を広げた祇園枝垂れ桜は、見るからに円山公園の象徴。
他の木々にさきがけ、全体を深い緑色にし、梅雨を飛び越えて夏仕様の姿に変わっていました。

祇園枝垂れ桜
花が咲いていた頃は、記念撮影をする旅行者や観光客に取り巻かれていましたが、5月になると閑散としたもの。
だから、真正面からの撮影も楽々。
池と小川のほとりで咲く花が作り出す初夏の風景
祇園枝垂れ桜の東側には、ひょうたん池が配され、周りの木々を映し出した水面がグリーンティーのよう。

池
飛石には、翼を閉じたアオサギがすらっと立ち、微動だにもしません。

アオサギ
きっと、獲物を探しているに違いない。
池では、カキツバタが咲いていましたが、もう大半は萎れ、残っていたのは2輪だけでした。

カキツバタ
ちょっと終わりを迎えるのが早いのでは。
例年だと、まだ何本も花が立ち並び、ひょうたん池を涼し気に見せてくれるのですが、茶色く縮れた先端にはまったく涼感がない。
それでも、池に注ぐ小川の薄い流れを見ていると、幾分暑さがましに感じられます。

小川と咲き始めのサツキ
小川の手前には、数えきれないほどのシロツメクサ。
奥には、咲き始めたばかりのサツキ。
公園の北側、藤棚の向こうにスターバックスが開業していました。

スターバックス
景観にうるさい京都に合わせ、黒と茶を基調とした落ち着きある外観。
もう藤は終わっていますが、今は、店内から公園内の緑がよく見えるはず。
藤棚の下にもベンチが置かれ、ここに腰かけながらドリンクを召し上がれるみたいでしたよ。
スターバックスから少し東に歩くと屋根付きの休憩所があるので、ここでしばし休憩。
さらさら流れる小川を見ながら、持参した水でのどを潤す。

シランと小川
シランの紫色の花も、この暑さでのどが渇いたかのように水面に首を伸ばしていました。
小川に架かる石橋を渡り公園の南側へ。
坂本竜馬と中岡慎太郎の像がある辺りも、サツキが比較的多く植えられていますが、まだ咲き始めたばかり。

坂本竜馬と咲き始めのサツキ
カキツバタの終わりは早かったものの、サツキは例年通りの開花。
サツキはこれからもっと華やかになっていきます。
5月の円山公園は、人はいるものの、まったく混雑している感じはありませんでした。
園内は、上も下も緑がいっぱいで、所々で初夏の花を目にすることができます。
サツキは、5月22日までには見ごろに入り、6月上旬まで楽しめると思いますよ。