1月下旬に京都市左京区の大蓮寺にソシンロウバイを見に行った後、南東に約3分歩き、寂光寺(じゃっこうじ)に参拝しました。
当寺は、囲碁の世界では馴染みがあるものの、あまり多くの人に知られておらず、参拝する人は少なめ。
旅行や観光で京都に訪れた方を境内で見ることもありませんね。
静まり返った冬の境内
寂光寺には、地下鉄の東山駅から北西に約5分歩くと到着します。
東大路通から仁王門通を西に入って少し進むと、北向きに寂光寺の山門が開き、参拝者を出迎えてくれます。

山門
山門をくぐり、参道を南へ。

参道
お寺の参道というと砂利道や石畳が多いですが、当寺のそれはアスファルトで舗装され、仁王門通と一体になっているかのように感じます。
参道を途中で東に曲がり、本堂と対峙。

本堂
日射しを照り返した瓦ぶきの屋根が重たげ。
それが、本堂にどっしりとした印象を与えます。
では、本堂にお参り。
本堂の右前に置かれた仏足石。

仏足石
説明書によると、お釈迦さまの入滅後、仏陀礼拝の形式として、人々はその御足に対して接足作礼(せっそくさらい)を行い、哀心慕情(あいしんぼじょう)の誠を示したのが、仏足石の由来だそうです。
お参りの際は、こちらにも合掌礼拝しておきましょう。
本堂から見渡す境内にはたくさんの自動車。

境内
参拝者の姿は見られませんが、寂光寺を駐車場として利用する人は多いようです。
石の上には意味ありげに置かれた瓦。

瓦
その後ろのサツキの刈込は、葉が赤茶色。
椿とサザンカ
本堂の南側に建つ囲碁本因坊元祖之道場の前では、椿が桃色の花を咲かせ見ごろを迎えていました。

椿
花びらが少し分厚く、花全体が砂糖菓子のよう。

椿のアップ
間近で花を見たいところですが、近くに寄ることはできず、遠目から撮影しました。
先ほどの建物にもあるように当寺は、囲碁の本因坊の元祖算砂上人が二代目住職となったことで知られています。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が、算砂上人から囲碁を学んだということですから、時の権力者も認める達人だったことが容易に想像されます。
道場の前では、房状になった赤い実を垂れ下げたナンテンも。

ナンテン
まだ植えて間もないと思われるサザンカは、人の背より低く、枝も弱々しい。

サザンカ
それでも、下の方で咲かせた赤色の花は、しっかり育ったサザンカと同じ大きさ。
さすがに多くの花を咲かせられないのか、足元近くに1輪付いているだけ。
このサザンカも、やがて背が高くなり、毎年冬になると無数に花を咲かせて、椿との共演を見せてくれるに違いない。
本堂にお参りを済ませたので、寂光寺から出ます。
この日の寂光寺は、たくさんの自動車が止まっていたものの無人でした。
静かにお参りできて良かったのですが、無性に寂しく感じられましたよ。
この後は、南禅寺に参拝します。
なお、寂光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。