3月下旬。
京都市東山区の祇園白川を訪れました。
祇園白川は、昔ながらの京都の町並みが残っており、国内外の旅行者の方に大変人気があります。
3月の終わり頃から4月上旬にかけて、枝垂れ桜が咲く風景が特に美しく、この時期はさらに混雑します。
ソメイヨシノが見ごろに入る
祇園白川の最寄り駅は、京阪電車の祇園四条駅です。
駅を出て、川端通を北に約3分歩くと、祇園白川の西側の入り口に到着します。
祇園白川の西側にやって来ると、すでにソメイヨシノが見ごろを迎えていました。
見ごろに入ったソメイヨシノ
まだ7分咲き程度ですが、十分に華やかです。
見上げると、まだ上の方の枝は、花が少なめですね。
見上げるソメイヨシノ
2022年の京都は、ソメイヨシノが3月24日に開花し、4月を待たずに満開になりそうです。
東に向かって石畳を歩いていきます。
大和橋を過ぎると、枝垂れ柳が黄緑色の葉を付け、春らしい姿となっていました。
枝垂れ柳
透明感のある新緑を見られるのは、今のうちです。
枝垂れ桜はが満開
西の大和橋から東の辰巳橋の間には、枝垂れ桜が何本も植えられており、すでに早咲きの枝垂れ桜は満開となっていました。
紅枝垂れ桜が青空の下で美しい姿を見せています。
紅枝垂れ桜
真っ白なユキヤナギと一緒に見る枝垂れ桜もきれいですね。
雪柳と枝垂れ桜
この日は、新郎新婦の写真撮影が多かったです。
晴天に恵まれ、桜と一緒に良い写真を撮影できたのではないでしょうか。
満開の枝垂れ桜。
枝垂れ桜
まだ海外からの旅行者の姿はありませんでしたが、祇園白川には大勢の観光客の方が訪れ、少しずつ活気が出てきています。
辰巳橋付近のソメイヨシノは5分咲き程度でした。
それでも、朱色の玉垣と一緒に見るソメイヨシノは春の祇園の情緒を感じさせてくれます。
辰巳橋付近の桜
辰巳橋から東に進み、途中で北に曲がって再び東に進路を変えます。
この辺りは、一気に観光客の姿が減るので、静かにお花見を楽しめます。
白川沿いの桜
八重の椿も満開です。
椿
春は、桜だけでなく椿も花を咲かせますから、京都にお越しの際は注目してください。
東大路通近くまで歩いてくると、ヤマザクラもきれいに咲いていました。
山桜
ただ、ヤマザクラは、ソメイヨシノよりも開花が早かったようで、ひらひらと花を散らしていました。
祇園白川の桜は、3月下旬に見ごろを迎えました。
3月末までに満開になりそうですが、桜の見ごろは4月3日までは続くでしょう。
この後は、粟田神社に桜を見に行きます。