3月下旬。
京都市中京区の檀王法林寺に陽光桜を見に行った後、上京区の京都御苑を訪れました。
京都御苑では、毎年3月20日頃から出水の枝垂れ桜が見ごろに入ってきます。
今年は、3月に入っても寒い日が多く、早咲きの桜の開花が遅い感じですが、そろそろ出水の枝垂れ桜が良い具合に咲いているだろうと思い、京都御苑を訪れた次第です。
黒木の梅
京都御苑の最寄り駅は、地下鉄の丸太町駅または今出川駅です。
どちらの駅からも、出て目の前に京都御苑が見えますよ。
丸太町通に面する南東の入り口から京都御苑に入ります。
人の姿が少ないですね。
まだ本格的なお花見シーズンは先なので、こんなものでしょう。
建礼門前大通りの南にやって来ると、黒木の梅が赤色の花をたくさん咲かせ満開になっていました。
黒木の梅は、遅咲きなので3月に入ってから見ごろを迎えますが、今年は例年よりさらに開花が遅く3月下旬でも満開です。
枝先までびっしりと八重の花が付き華やかであります。
この様子だと、3月末まで咲いているかもしれませんね。
出水の枝垂れ桜
黒木の梅から北西に約3分歩くと出水の枝垂れ桜が現れます。
出水の枝垂れ桜は、開花して間もないようで、まだ見ごろには早い感じです。
5分咲きといったところでしょうか。
空が曇っていたので、見栄えがいまいちです。
枝先の花も、まだ少ないですね。
出水の枝垂れ桜の周囲には、10人くらいの方が写真撮影をしていました。
例年より観光客の方が少なめです。
出水の枝垂れ桜の少し北には、十月桜が数本植えられています。
十月桜はちらほら咲きでした。
梅林と桃林
出水の枝垂れ桜から北に3分ほど歩き梅林にやって来ました。
梅林は、遅咲きの梅が見ごろを迎えており、まだまだ華やかでしたよ。
今年の京都の梅は、開花が遅かったので、梅林では、まだまだ観梅を楽しめる状況です。
梅林の北側の桃林も、桃の花がたくさん咲き見ごろを迎えていました。
全体的に背が低い木が多いですが、白色と赤色の花を咲かせ、桃林全体が華やかになっていましたよ。
ただ、曇り空の下だと、華やかな写真を撮るのが難しく、実際に見たよりも花数が少なく見えます。
この日は、晴れの予報だったのですが、私が京都御苑にいる間は、ずっと曇っていました。
訪れる時間帯が悪かったですね。
出水の枝垂れ桜は、3月26日頃に見ごろを迎えそうです。
この後は、近衛邸跡に糸桜を見に行きます。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。