城南宮の春の花・2018年

4月上旬に京都市伏見区の城南宮に参拝しました。

この時期の城南宮では、境内を囲むように設けられた神苑で、たくさんの春の花を見ることができます。

城南宮は、割と大きな神社なのですが、春の行楽シーズンでも訪れる人が少な目です。

春の山

城南宮は、地下鉄または近鉄電車の竹田駅から南西に歩いて15分ほどの場所にあります。

境内に入ると、本殿が工事中でした。

随分前に参拝した時も工事をしていましたが、結構時間がかかっているようですね。

本殿

本殿

本殿にお参りを済ませた後は、境内の西側にある神苑の入り口へ向かいます。

そして、受付で拝観料600円を納め神苑に入ります。

神苑は、時計回りに進んでいきます。

最初は、春の山と呼ばれる庭を見るのですが、そこへ続く遊歩道わきには多くの椿が植えられています。

こちらは蝦夷錦(えぞにしき)という椿です。

蝦夷錦

蝦夷錦

蝦夷錦は、八重咲きで、白地に紅色の絞りが入っています。

上の写真の蝦夷錦は、白色よりも紅色の方が目立ってますね。

白唐子咲きの月光(がっこう)。

月光

月光

隣には、紅唐子先の日光(じっこう)も咲いてましたよ。

日光

日光

春の山にやって来ました。

春の山では、2月下旬から3月中旬にかけて、たくさんの枝垂れ梅が咲きます。

今は、まったく梅は咲いておらず、その代り、薄紫色のミツバツツジが春の山を彩っていましたよ。

ミツバツツジ

ミツバツツジ

黄色い菜の花も咲いてますね。

菜の花

菜の花

春らしい景色です。

平安の庭

神苑の東側にやって来ました。

ここは平安の庭と呼ばれており、庭園の半分くらいを池が占めています。

その池のほとりでは、山吹が咲いてましたよ。

菜の花

菜の花

平安の庭でも、椿を見つけました。

この椿は光源氏です。

光源氏

光源氏

城南宮の神苑は、「源氏物語花の庭」と呼ばれており、神苑内には源氏物語に描かれた花や木が約80種類植えられています。

平安の庭に光源氏が咲いているのは、源氏物語花の庭にぴったりですね。

休憩所から平安の庭を眺めます。

休憩所

休憩所

ほぼ無人に近い状態。

おかげで、平安の庭はとても静かでしたよ。

平安の庭の地面にはコケが敷き詰められており、その上にたくさんのカエデが植えられています。

カエデとコケ

カエデとコケ

コケは、まだ茶色が目立っていますが、カエデは若葉を付け始め春らしい姿となりつつあります。

もう少しすれば、新緑が美しい時期になりますね。

平安の庭では、毎年4月29日と11月3日に曲水の宴(うたげ)が催されます。

この日は、無料で神苑に入れますから、ぜひ城南宮に参拝してください。

平安の庭を鑑賞した後は、南側の桃山の庭に里桜を見に行きました。

なお、城南宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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