6月上旬に京都市左京区の南禅寺に参拝した後、北西に約8分歩き、岡崎神社にも参拝しました。
岡崎神社は、境内にたくさんウサギがおり、それを見るために参拝する人が多いですね。
それでも、普段は参拝者が少なく、境内は落ち着いています。
初夏の終わりを感じる境内
岡崎神社は、市バス停「岡崎神社前」で下車してすぐの場所に建っています。
入り口には、石造りの鳥居。

鳥居
参拝者の姿がちらほらと見られますが、いつものように混雑していませんね。
鳥居をくぐり、石畳の参道を北に歩きます。

参道
参道わきでは、狛兎が参拝者を出迎えていますよ。

ウサギとサツキ
境内の中央に植えられているサツキは、そろそろ終わりが近いようで、花数が少なくなってきていました。

終わりかけのサツキ
サツキの向こうに本殿。

サツキと本殿
それでは、本殿にお参りをしましょう。
岡崎神社は、桓武天皇が延暦13年(794年)に平安遷都の際に王城鎮護のため平安京の四方に建立した社の一つとされ、東方に位置していたことから東天王と呼ばれていました。
治承2年(1178年)には、中宮の御産の奉幣を賜ったことから安産の神さまとして信仰されるようになり、また、子授けのご利益も有名です。
古くから、ウサギが氏神の使いとされ、祭神が子宝に恵まれ、ウサギが多産であることから子授けの神として信仰されるようになったそうです。
境内のサツキは、どれも花数が少なめでした。

サツキと社殿
しおれている花が目立ち、初夏の終わりを感じます。
サツキが終わりに近づいてきている一方で、夏によく見るキョウチクトウの花が咲いていました。

キョウチクトウ
白色のサツキも花数が少なめ。

白色のサツキ
白色のサツキの近くには、ひっそりと母子兎が置かれています。

母子兎
岡崎神社の境内には、いろんなところにウサギがいるので参拝した際には、どれだけいるか探してみるのも良いでしょう。
授与所近くの花数が少ないサツキを見た後、境内から出ました。

花数が少ないサツキ
岡崎神社のサツキは、6月上旬に見ごろを終えようとしていました。
5月末頃に参拝していれば、見ごろだったでしょうね。
なお、岡崎神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。