12月上旬に京都市東山区の粟田神社に紅葉を見に行った後、南西に約7分歩き、知恩院に参拝しました。
知恩院は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられる寺院で、華頂山の中腹に広々とした境内を持っています。
建物も大きく見ごたえがありますが、晩秋には、紅葉を見ることもできます。
黒門付近の紅葉
知恩院には、地下鉄の東山駅から南東に約8分歩くと到着します。
京阪電車の祇園四条駅からも、東に徒歩約8分です。
知恩院の黒門の前にやって来ました。
黒門は、境内の北西角に建っています。
黒門をくぐると、まだ紅葉が何とか見ごろを保っていました。
この辺りは、日当たりが良くないので、なかなか紅葉しにくいのですが、今年は良い具合に色づいています。
黒門から石畳の参道を歩いていきます。
緩やかな坂道になっている参道の脇には、カエデが何本も植えられています。
そのカエデが、どれもきれいに紅葉していました。
今年の京都は、紅葉が遅めだったので、12月に入っても見ごろを保っていますね。
石垣と紅葉。
日差しを浴びて、きれいに輝いていました。
境内の紅葉
北門をくぐり、南に向かってまっすぐ歩いていきます。
すると、右手に阿弥陀堂が建っているので、お参りをしましょう。
この日は、阿弥陀堂の戸が開けられていたので、外からでも、中の阿弥陀さまを拝めました。
金色の姿が神々しいですね。
阿弥陀堂から御影堂(みえいどう)を左に見ながら、北に歩き、池の前にやって来ました。
池の周囲にも、カエデが数本植えられており、紅葉が見ごろになっていました。
この辺りも、日当たりが良くないため、毎年、紅葉が遅めです。
池の南側の石段を上り、鐘楼の前にやって来ました。
鐘楼付近は、まだ青葉もちらほらと見られます。
ここも日当たりが悪いため、紅葉しにくいのですが、今年は、比較的赤く色づいている葉が多かったです。
石段を下り、境内を北に歩いていきます。
そして、智恵乃道を上り、法然上人御廟の近くにやって来ました。
御廟の拝殿の前に植えられているカエデも、真っ赤に色づいていますね。
紅葉は見ごろを保っていましたが、若干、葉が少なくなっていました。
御影堂の前に戻り、そして、女坂を下ります。
女坂の脇の紅葉も見ごろですね。
女坂を下りきると、大きな三門が建っています。
三門の前の道でも、木々が紅葉しており、青空を背景に晩秋の京都らしい景色を見られましたよ。
知恩院の紅葉は、12月上旬でも見ごろを保っていました。
紅葉は、12月15日頃まで見られたかもしれませんね。
この後は、円山公園に紅葉を見に行きます。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。