紅葉が見ごろの廬山寺・2023年

11月下旬に京都市上京区の清浄華院に紅葉を見に行った後、南に少し歩き、廬山寺(ろざんじ)に参拝しました。

廬山寺は、紫式部が源氏物語を執筆したと伝わる地に建っており、11月になると紅葉を見ることができます。

京都市内には、多くの紅葉の名所があり、廬山寺もその一つです。

他の紅葉の名所は混雑しますが、廬山寺は、11月でも人が少なく静かですね。

色付きが良い紅葉

廬山寺には、地下鉄の今出川駅から南東に約8分歩くと到着します。

山門をくぐり境内に入ります。

まずは、元三大師堂にお参りをしましょう。

元三大師堂

元三大師堂

元三大師堂から南に歩くと、カエデがたくさん植わっています。

どのカエデも、紅葉が見ごろを迎え、きれいな赤色になっていました。

境内の紅葉

境内の紅葉

鐘楼付近のカエデは、毎年、きれいに色づきます。

鐘楼と紅葉

鐘楼と紅葉

今年は、例年にも増して、紅葉が美しいですね。

紫式部と大貮三位(だいにのさんみ)の歌碑の向こうに見える紅葉も見事です。

歌碑と紅葉

歌碑と紅葉

あの紅葉は、源氏庭のものです。

11月17日から26日まで、京都非公開文化財特別公開が実施されており、拝観料が1,000円でした。

それ以外の日は、500円で源氏庭を拝観できますよ。

源氏庭の南側の参道を東に向かって歩きます。

ここから見上げる源氏庭の紅葉もきれいです。

塀際の紅葉

塀際の紅葉

今年は、紅葉の当たり年ですね。

境内の東側にやって来ました。

廬山寺に参拝しても、ここまで来る人はほとんどいません。

紅葉は、見ごろに入っていましたが、日当たりが良くないため、オレンジ色のモミジが目立ちます。

境内東側の紅葉

境内東側の紅葉

真っ赤に色づいているモミジもありました。

真っ赤なモミジ

真っ赤なモミジ

どこから見ても、赤一色。

そして、透き通るように鮮やか。

この日は曇っていましたが、晴れていれば、もっときれいな赤色に見えたことでしょう。

誰もいない境内で、紅葉を独り占め。

見ごろの紅葉

見ごろの紅葉

モミジが散り出すと、晩秋のもの悲しい景色になることでしょう。

その頃に見に来るのも良いですね。

瓦と一緒に見る紅葉。

瓦と紅葉

瓦と紅葉

山門の近くに戻って来ると、イチョウも良い具合に黄葉していましたよ。

黄葉したイチョウ

黄葉したイチョウ

廬山寺の紅葉は、11月下旬に見ごろを迎えていました。

紅葉は、11月末まで見ごろを保っていそうですが、今年は、紅葉が遅れていたので、12月初旬まで楽しめるかもしれません。

この後は、梨木神社に紅葉を見に行きます。

なお、廬山寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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