11月下旬に京都市上京区の清浄華院に紅葉を見に行った後、南に少し歩き、廬山寺(ろざんじ)に参拝しました。
廬山寺は、紫式部が源氏物語を執筆したと伝わる地に建っており、11月になると紅葉を見ることができます。
京都市内には、多くの紅葉の名所があり、廬山寺もその一つです。
他の紅葉の名所は混雑しますが、廬山寺は、11月でも人が少なく静かですね。
色付きが良い紅葉
廬山寺には、地下鉄の今出川駅から南東に約8分歩くと到着します。
山門をくぐり境内に入ります。
まずは、元三大師堂にお参りをしましょう。
元三大師堂から南に歩くと、カエデがたくさん植わっています。
どのカエデも、紅葉が見ごろを迎え、きれいな赤色になっていました。
鐘楼付近のカエデは、毎年、きれいに色づきます。
今年は、例年にも増して、紅葉が美しいですね。
紫式部と大貮三位(だいにのさんみ)の歌碑の向こうに見える紅葉も見事です。
あの紅葉は、源氏庭のものです。
11月17日から26日まで、京都非公開文化財特別公開が実施されており、拝観料が1,000円でした。
それ以外の日は、500円で源氏庭を拝観できますよ。
源氏庭の南側の参道を東に向かって歩きます。
ここから見上げる源氏庭の紅葉もきれいです。
今年は、紅葉の当たり年ですね。
境内の東側にやって来ました。
廬山寺に参拝しても、ここまで来る人はほとんどいません。
紅葉は、見ごろに入っていましたが、日当たりが良くないため、オレンジ色のモミジが目立ちます。
真っ赤に色づいているモミジもありました。
どこから見ても、赤一色。
そして、透き通るように鮮やか。
この日は曇っていましたが、晴れていれば、もっときれいな赤色に見えたことでしょう。
誰もいない境内で、紅葉を独り占め。
モミジが散り出すと、晩秋のもの悲しい景色になることでしょう。
その頃に見に来るのも良いですね。
瓦と一緒に見る紅葉。
山門の近くに戻って来ると、イチョウも良い具合に黄葉していましたよ。
廬山寺の紅葉は、11月下旬に見ごろを迎えていました。
紅葉は、11月末まで見ごろを保っていそうですが、今年は、紅葉が遅れていたので、12月初旬まで楽しめるかもしれません。
この後は、梨木神社に紅葉を見に行きます。
なお、廬山寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。