清浄華院の御影堂脇の紅葉が見ごろを迎える・2023年

11月下旬に京都市上京区の本満寺に紅葉を見に行った後、寺町通を南に約5分歩き、清浄華院(しょうじょうけいん)に参拝しました。

清浄華院は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられるお寺です。

京都御苑の東隣の便利な場所に建っているのですが、訪れる人は少なく、混雑することはほとんどありません。

晩秋は、少ないながらもカエデが植えられているので、紅葉を見ることができます。

真っ赤に色づいたモミジ

清浄華院には、地下鉄の今出川駅から南東に約7分歩くと到着します。

寺町通に面した清浄華院の総門の前にやって来ました。

総門

総門

総門の前には、「大本山清浄華院」と刻まれた立派な石柱が立っており、本山らしい風格が漂っています。

総門をくぐって、境内に入ります。

境内

境内

この日は、普段より、自動車が多く止まっていました。

参道を東にまっすぐ進むと左手に大殿と呼ばれる御影堂(みえいどう)が建っており、その左前ではカエデが真っ赤に色づいていました。

御影堂脇の紅葉

御影堂脇の紅葉

このカエデは、毎年きれいに紅葉するのですが、今年は例年にも増して赤色が美しいですね。

それでは、御影堂に上がってお参りをしましょう。

中には、浄土宗の開祖の法然上人が祀られていますよ。

御影堂から見る紅葉。

御影堂から見る紅葉

御影堂から見る紅葉

ここから見ると、全身真っ赤です。

石碑越しに紅葉を見ても、きれいな赤色です。

石碑と紅葉

石碑と紅葉

この石碑は、立入宗継の顕彰碑です。

立入宗継は、織田信長が上洛した際に出迎えた人物として知られており、時代祭にも登場しますよ。

見上げる紅葉も美しいですね。

見上げる紅葉

見上げる紅葉

カエデは、上の方の葉から色づいていくので、枝先になるほど赤色のモミジが多く見られます。

この日は、曇り空だったのが残念でしたが、それでも、モミジの美しさに変わりはありませんでした。

大方丈の前に植えられている蜂須賀桜も、黄葉していましたよ。

蜂須賀桜の黄葉

蜂須賀桜の黄葉

もう少し時間が経てば、全身が黄色くなった蜂須賀桜が見られます。

蜂須賀桜の黄葉もきれいですから、しっかりと見ておきたいですね。

蜂須賀桜と御影堂

蜂須賀桜と御影堂

この日は、大方丈近くで、木の手入れが行われていたため、大方丈の右前に植えられているカエデに近づけませんでした。

大方丈のカエデは、まだ青葉が目立つ状況で、紅葉は見ごろ前でした。

毎年、大方丈のカエデは、紅葉するのが遅いですね。

最後にもう一度、御影堂の紅葉を見上げて、清浄華院から出ることに。

御影堂の屋根と紅葉

御影堂の屋根と紅葉

よく見ると、まだ青葉が少し残っていますね。

清浄華院の紅葉は、御影堂脇では見ごろを迎えていましたが、大方丈前はまだ見ごろ前でした。

御影堂脇の紅葉は、11月末までは見ごろを保っていそうです。

大方丈前の紅葉は、12月に入ってから見ごろになるのではないでしょうか。

この後は、廬山寺に紅葉を見に行きます。

なお、清浄華院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊


7月の京都。 それは祇園祭の季節です。 祇園祭は、7月17日と24日の山鉾巡行が有名で、この2日だけが祇園祭と思われがちですが、実は7月1日から31日まで1ヶ月間行われています。 なので、7月に京都を訪れると、何かしらの祇園祭の行事を観覧できます。 しかし、祇園祭の日程や見どころを何も知らずに7月に京都を訪れても、なかなか祇園祭を楽しむことはできません。 そこで、今回の記事では、祇園祭の日程と見どころを紹介します。