9月19日に平安神宮の神苑の無料公開に行ってきました。
南神苑で秋の花を見た後にやって来たのは西神苑です。
西神苑は、6月のハナショウブがきれいなことで知られています。
9月でも白虎池でスイレンが咲いているので、初秋に拝観するのもおすすめです。
夏の景色が残る西神苑
西神苑の南西角にやって来ました。
西神苑の中心には白虎池が配されています。
白虎池では、赤色のスイレンが咲いていますね。
スイレンは、6月から8月にかけて、花を咲かせますが、平安神宮では9月でも見ることができます。
今年の夏は暑く、その影響か、例年より多くのスイレンが残っていました。
初秋の西神苑は、木々の緑もきれいですね。
まだ、夏の名残が感じられます。
石と一緒に見るスイレン。
石の向こうに見えるネギのような草はハナショウブです。
花が咲いていないので、今は誰もハナショウブを見ようとしません。
ピンク色のスイレンが密集するように咲いていました。
淡い色が可憐ですね。
スイレンは、濃い色の花より薄い色の花の方が清涼感があります。
そのため、夏は薄い色のスイレンを見たくなります。
この日も、最高気温が30度を超えていたので、ピンク色のスイレンが涼し気に見えましたよ。
南側から白虎池の全体を眺めます。
空が曇って来ると、植物の葉がしっとりとして見えます。
サルスベリがまだ咲いていました。
でも、さすがに花数は少なくなっており、そろそろ終わりを迎えようとしています。
京都の長かった夏も、サルスベリとともに終わりそうな感じですね。
白虎池の東側にやって来ました。
ここから見る西神苑も、しっとりとして見えますね。
西神苑を見終えた後は、北側の遊歩道を東に歩いていきます。
遊歩道沿いには、清らかな小川が流れています。
周囲の木々の葉が水面に映り、神秘的な緑色になっていましたよ。
平安神宮の西神苑のスイレンは、9月いっぱいは見られそうです。
この後は、中神苑に向かいます。