3月24日に京都御所の春の特別公開を見た後、京都御苑内の桜を見て歩きました。
京都御苑内には、早咲きから遅咲きまで、たくさんの種類の桜が植えられており、毎年3月中旬から4月末にかけて桜を楽しむことができます。
例年だと、まだ早咲きの桜が咲いている程度なのですが、今年の京都は桜の開花が早かったため、京都御苑内のその他の桜の開花も早まっています。
出水の小川付近の桜
京都御苑は、地下鉄の丸太町駅、または、今出川駅を出てすぐの場所にあります。
丸太町駅からだと南西角から、今出川駅からだと、北西角から京都御苑に入ることになります。
今回は、丸太町駅から近い南西角から北に向かって桜を見て歩きます。
京都御苑の西側にある出水の小川の近くに植えられている枝垂れ桜は、すでに多くの花を散らし、見ごろを終えようとしていました。
出水の枝垂れ桜の愛称で親しまれるこの桜は、人気がありますね。
すでに終わりが近くなっていましたが、記念撮影をする人の姿が見られました。
出水の枝垂れ桜の少し北には、十月桜が3本植えられています。
その名のとおり、10月頃から咲き始める桜で、翌年の春に向けて、花数が多くなっていきます。
この後、もっと多くの花を咲かせるのか、それとも、今年はこれくらいで終わるのか、どちらでしょうか。
出水の小川の流れとヤマザクラ。
京都御苑には、ヤマザクラが多く植えられています。
どのヤマザクラも背が高く見ごたえがありますよ。
桃林にやって来ると、半分くらいの桃の花が終わっていました。
それでも、きれいな赤色の花を咲かせた桃の花が残っていました。
桜と桃を一緒に見るのも美しいですね。
ただ、この日は、曇っていたので、美しさが半減しています。
桜の枝先。
この桜は、なんという品種でしょうか。
京都御苑には、珍しい桜も多いです。
近衛邸跡の糸桜
京都御苑の北側にある近衛邸跡にやって来ました。
近衛邸跡には、早咲きと遅咲きの糸桜が植えられています。
近衛邸跡の入り口に植えられている早咲きの糸桜は、一部は終わりが近づいていましたが、見ごろを保っているものもありました。
近衛邸跡の糸桜は、毎年3月20日頃に見ごろを迎えますが、今年は、数日早くに見ごろを迎えたようです。
例年だと、早咲きの糸桜は満開なのですが、今年は多くの花を散らした糸桜が目立ちます。
それでも、満開の糸桜は、いつものように美しい姿を見せてくれました。
近衛邸跡休憩所と糸桜。
近衛邸跡休憩所からは、良い角度で糸桜を見られそうですね。
私は、まだ中に入ったことがありません。
近衛池のほとりに植えられている椿は、たくさんの花を落としていました。
落ちた椿と一緒に見る糸桜も風情があります。
紅白の糸桜が並んで咲いていました。
赤い方は、八重紅枝垂れ桜ですね。
八重紅枝垂れ桜は、まだ満開になる前でしたが、それでも、今年は開花が早いです。
そのおかげで、紅白の糸桜を一緒に見ることができましたよ。
京都御苑では、早咲きの枝垂れ桜が終わりを迎えようとしていました。
でも、ヤマザクラが見ごろで、全体的にきれいな桜を楽しめました。
ヤマザクラは、3月いっぱいはきれいな姿を保っていそうです。
この後は、本満寺に桜を見に行きます。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。