3月4日から13日まで行われている東山花灯路。
円山公園の粟田大燈呂を見た後、南に歩き高台寺方面に向かいました。
大谷祖廟参道のライトアップ
円山公園の南側にある長楽館でも、「長楽館 光と音のファンタジー」と題した協賛事業が行われており、入り口や建物の壁面がライトアップされていました。
館内では、毎年恒例の長楽館オリジナルホットワインや館内見学も行われていますよ。
長楽館から少し南に歩き、大谷祖廟の参道にやってきました。
東山花灯路では、毎回、大谷祖廟の参道が行灯に照らされます。
そして、参道には、成安造形大学、京都美術工芸大学、池坊短期大学、京都市立芸術大学、嵯峨芸術大学の学生さんの作品が並んでいます。
「大学のまち京都・伝統の灯り展」と呼ばれる展示で、毎回、ユニークな作品を見ることができます。
こちらは、池坊短期大学の学生さんの「花明かり」という作品です。
4枚の掛け軸のようなものの絵柄に後ろから光が当たっています。
後ろには、小さなイチョウ、雪、リスなどが吊るされていますよ。
大谷祖廟から南に歩きます。
大雲院の祇園閣もライトアップされていました。
門の近くには生け花もありますね。
ねねの道から高台寺公園へ
大雲院からねねの道を南に歩きます。
両脇には、和風建築の建物が並び、昔ながらの京都の夜といった雰囲気が出ています。
高台寺の台所坂もライトアップされていました。
高台寺では夜間拝観も実施されていますよ。
高台寺の近くから高台寺公園を見下ろすと、行灯で作られた「東」の文字が見えました。
下から見ると、適当に行灯が並べられているようにしか見えないので、高台寺公園に来たら石段を上って、上から見下ろしましょう。
高台寺公園では、思い出の東山花灯路展が行われており、これまで行われてきた東山花灯路のポスターが展示されています。
2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で中止となったので、この2年分のポスターはありません。
また、過去の花灯路で使われた創作行灯コンペ展示やお絵かき行灯作りもあります。
お絵かき行灯作りに参加すると、手のひらサイズの小さな行灯がもらえますよ。
青色と黄色のポールを過ぎ、維新の道の近くにやって来ました。
ここからはライトアップされた法観寺の八坂の塔がきれいに見えます。
奥には、白く光り輝く京都タワー。
今昔の京都の景色を同時に見ることができる貴重な場所であります。
この後は、一念坂から清水坂まで歩きます。