7月16日。
京都市東山区の安井金比羅宮に参拝した後、北東に5分ほど歩き八坂神社を訪れました。
毎年、この時期の八坂神社は祇園祭で多くの人が参拝します。
また、舞殿には、神輿洗式を終えた3基の神輿が奉安され、参拝者は間近で神輿を見ることができます。
3基の神輿
八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から、四条通を東に5分ほど歩くと到着します。
西楼門の前には、「祇園祭」と書かれたのぼりが出ていますね。
西楼門をくぐって参道へ。
お店が以前よりも多くなっています。
ただ、かつてほどはありません。
お店の近くの疫神社には茅の輪が設置され、数人の参拝者がそれをくぐろうと順番待ちをしていました。
参道を進み本殿の近くにやってきました。
本殿の周りも、参拝者が増えていますね。
緊急事態宣言が出ている間は、閑散としていたのですが。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
そして、お目当ての神輿を見に舞殿へ。
舞殿の東に奉安されているのは、東御座の神輿です。
東御座の神輿には、祭神の櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)が乗ります。
東御座の神輿には、子ども神輿がセットになっていますよ。
舞殿の真ん中に奉安されているのは、主祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)が乗る中御座の神輿です。
そして、西側には、祭神の八柱御子神(やはしらのみこがみ)が乗る西御座の神輿が奉安されています。
後ろから3基の神輿を同時に見ます。
例年だと、7月17日の神幸祭で神輿渡御が行われ、3基の神輿は京都市街を練り歩いた後、四条寺町の御旅所に遷ります。
でも、今年は、新型コロナウイルスの影響で、神輿渡御は中止となりました。
昨年も中止だったので、祇園祭の神輿渡御は2年連続で見ることができませんでした。
それでも、祭神は、7月17日から24日まで、四条寺町の御旅所に遷されていますよ。
境内は、提灯がたくさん設置され、例年と同じく祇園祭らしい風景となっていました。
厄除けの粽(ちまき)の授与も行われていますよ。
本殿の東側に建つ美御前社(うつくしごぜんしゃ)の前に列ができていました。
美御前社に人が集まっているのを見るのは久しぶりですね。
京都は、新型コロナウイルスの被害が減り、かつての賑わいを取り戻しつつあります。
この後は知恩院にハスを見に行きます。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。