4月初旬に京都市伏見区の御香宮神社の桜を見た後、乃木神社に参拝しました。
乃木神社は、明治の陸軍大将乃木希典（のぎまれすけ）を祀る神社で、明治天皇陵の近くに建っています。
境内には、多くのソメイヨシノが植えられていますが、春でも訪れる人が少なく、静かに桜を見ることができます。
青空の下で見る桜
乃木神社には、JR桃山駅から東に5分ほど歩くと到着します。
近鉄電車の桃山御陵前駅と京阪電車の伏見桃山駅からだと、徒歩約10分です。
乃木神社の神門の前にやってきました。
神門
外から見ても、境内に人がほとんどいないのがわかるほど静かです。
神門をくぐると、左手に乃木将軍景仰之碑が置かれており、その近くのソメイヨシノが見ごろを迎えていました。
乃木将軍景仰之碑
参道脇では、ハナカイドウも紅色の花を咲かせていますね。
ハナカイドウと拝殿
ハナカイドウは、桜とよく見まちがえます。
参道を進み、拝殿の前に立ちます。
そして、ここから本殿に向かってお参りです。
勝運を授けてくれる神社ですから、スポーツの試合などが控えている方は必勝祈願をしておくと良いでしょう。
本殿の隣に建つ朱色の社殿は、山城ゑびす神社です。
山城ゑびす神社と桜
山城ゑびす神社の脇に植えられているソメイヨシノも見ごろですね。
私が乃木神社を訪れた時間帯は、空が晴れており、清々しい青空の下で桜を見ることができました。
灯籠と桜
こんなにきれいに桜が咲いているのに参拝者は数人しかいません。
乃木神社を創建した村野山人の像の周囲に特に多くの桜が植えられていますよ。
村野山人と桜
椿もたくさんの花を咲かせていました。
椿
足元には、散っている花もありましたが、椿は、まだきれいな姿を保っています。
無人の境内で咲くソメイヨシノ。
境内の桜
満開に近い状態ですが、これからもっと華やかになりそうです。
拝殿近くに立つ神馬の向こうに見える桜も見ごろです。
神馬と桜
こんなにきれいな桜が咲いているのに参拝する人が少ないのがもったいないです。
京都では、乃木神社はあまり有名ではありませんから、桜が美しいことを知っている人も少ないと思います。
そのおかげで、静かに桜を楽しめるんですけどね。
境内の桜を十分に見たところで、乃木神社から出ることに。
神門と桜
神門近くから見る青空、山、桜がとても爽やかでしたよ。
乃木神社の桜は、4月7日頃まで見ごろを保っていそうです。
この後は、伏見桃山城に桜を見に行きます。
なお、乃木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。