冬に参拝した宝塔寺・2021年

2月上旬に京都市伏見区の石峰寺に参拝した後、南に5分ほど歩き、宝塔寺を訪れました。

宝塔寺は、広々とした境内を持つ立派なお寺ですが、この辺りを観光する人が少ないため、あまり訪れる人がいません。

海外からの旅行者に大人気の伏見稲荷大社から南に徒歩約10分と近いので、宝塔寺まで訪れる人がいても良さそうなものですが、ガイドブックなどで紹介されていないのでしょうね。

仁王門の花天井絵

宝塔寺の最寄り駅は、京阪電車の龍谷大前深草駅です。

駅からは、東に徒歩約6分で、宝塔寺の総門の前に到着します。

総門

総門

総門は四脚門となっています。

総門の前には、旧極楽寺礎石の伽藍石が置かれています。

旧極楽寺礎石 伽藍石

旧極楽寺礎石 伽藍石

極楽寺は、平安時代の昌泰2年(899年)に建立されたお寺です。

今も、この辺りの地名は極楽寺町と呼ばれており、極楽寺の名残があります。

総門をくぐります。

参道

参道

長い石畳の参道が東に向かって延びます。

参道は途中から緩やかな坂道になり、その上には朱色の仁王門が建っています。

仁王門

仁王門

宝塔寺の仁王門をくぐる際は、上を向いて歩きましょう。

天井は、たくさんの花の絵が描かれた花天井となっていますよ。

花天井絵

花天井絵

冬の境内

仁王門をくぐった先の石段の上に本堂が建っています。

本堂

本堂

この本堂も大きくて立派な建物です。

それではお参りをしましょう。

宝塔寺は、徳治2年(1307年)に極楽寺の住持であった良桂が、日像上人に帰依し、真言宗から日蓮宗に改めたと言われています。

寺名は、日像上人が、京都に通じる7つの街道に建てた法華題目の石塔婆の1つを日像上人の廟所に奉じたことに由来します。

本堂の南側に永代供養塔の寂光廟があります。

永代供養塔 寂光廟

永代供養塔 寂光廟

以前に参拝した時にはなかったのですが、いつ建てられたのでしょうか。

寂光廟の南側の墓地の入り口付近には、多宝塔も建っています。

多宝塔

多宝塔

多宝塔は、室町時代に建立されたもので、重要文化財に指定されていますよ。

本堂の裏には、七面山があり、登ることができます。

山の上には、七面宮があるのですが、今回は、伏見稲荷大社のお山めぐりをした後だったので、七面宮までは行きませんでした。

鐘楼の近くでは、背の低い紅梅が、ちらほらと花を咲かせ始めていました。

梅

今年の京都の梅は開花が早く、1月にたくさんの花を咲かせているところもありました。

例年だと、京都の梅は、3月中旬まで楽しめますが、今年はそこまではもたないかもしれませんね。

本堂にお参りを済ませたので、宝塔寺から出ましょう。

仁王門から参道に出て、坂道を下りて行くと、来るときには気づかなかったナンテンが、赤色の小さな実をたくさん付けていましたよ。

ナンテン

ナンテン

この後は、瑞光寺に参拝します。

なお、宝塔寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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