宝塔寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

宝塔寺

宝塔寺本堂

由緒

宝塔寺は、昌泰2年(899年)に藤原基経が発願し藤原時平が完成させた極楽寺が始まりとされる。山号は深草山(じんそうざん)。日蓮宗妙顕寺派。

その後、徳治2年(1307年)にその時の住持であった良桂が日蓮の法孫・日像に帰依し真言宗から日蓮宗に改宗した。そして、日像が京都の七つの街道の入口に建てた法華題目の石塔婆のひとつを日像の廟所に奉じ、寺名を宝塔寺と改めた。

応仁の乱(1467年)で衰退するが、天正年間(1573〜1592年)に日銀(にちごん)が再興する。

慶長13年(1608年)に本堂が再建された。

仁王門

仁王門

宝永8年(1711年)に建てられた仁王門。門の両脇には寛文10年(1670年)に造られた那羅延金剛(ならえんこんごう)と密迹金剛(みっしゃくこんごう)が立つ。天井には花や蕾が描かれた花天井絵がある。

多宝塔

多宝塔

永享10年(1438年)以前に建立された多宝塔。

七面大明神

七面大明神

宝塔寺の本堂の背後にある七面山に建つ七面大明神。宝塔寺の鎮守社で寛文6年(1666年)に七福吉祥を勧請した。

宝塔寺の所在地

〒612-0864
京都市伏見区深草宝塔山町32(地図

宝塔寺への行き方

京阪龍谷大前深草駅から徒歩約11分
JR稲荷駅から徒歩約13分

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