宝塔寺で見る紅葉・2019年

12月初旬に京都市伏見区の伏見稲荷大社の紅葉を見た後、南に10分ほど歩き宝塔寺に参拝しました。

伏見稲荷大社は、いつも観光客や旅行者の方で賑わっていますが、宝塔寺は逆に人がほとんどおらず静かです。

境内には、カエデが所々に植えられているので、晩秋は紅葉を見ることができるのですが、それでも、訪れる人は少ないですね。

仁王門と紅葉

宝塔寺の最寄り駅は、京阪電車の龍谷大前深草駅です。

駅からは、東に7分ほど歩けば宝塔寺の総門の前に到着します。

総門をくぐると参道が七面山に上るように長く続きます。

参道の先に見える朱色の建物は仁王門です。

参道

参道

仁王門は、その名のとおり、左右に仁王さまがいらっしゃいます。

その仁王門の前に植えられているカエデは、上の方がきれいに色づいていました。

仁王門前の紅葉

仁王門前の紅葉

下の方は、まだ緑色が目立ちますが、そろそろ紅葉が見ごろと言って良い状況に入っています。

仁王門をくぐり境内に入ります。

右に目をやると、黄色く染まったカエデがあったので、近くまで見に行くことに。

黄色いカエデと仁王門

黄色いカエデと仁王門

仁王門と一緒に黄色いモミジを眺めます。

枝の先の方は、イチョウの葉のような黄色。

黄色いモミジ

黄色いモミジ

真っ赤なモミジも良いですが、黄色のモミジも美しいです。

それでは本堂にお参りをしましょう。

本堂

本堂

七面山の紅葉

本堂にお参りを済ませた後は、その裏にそびえる七面山に登ります。

石段の脇には、これから見ごろに入りそうな紅葉が見えます。

石段と紅葉

石段と紅葉

伏見は、紅葉が遅めですから、12月に入っても、見ごろを迎えていないことがよくあります。

小さなお堂の近くのカエデは、まずまず良い具合に紅葉していました。

お堂と紅葉

お堂と紅葉

七面山を上る石段は、それほど急ではないですが、休まずに上ると太ももが疲れてきます。

七面山の上には、七面宮があります。

七面宮

七面宮

七面宮は、宝塔寺の鎮守社ですから、こちらにもお参りをしておきましょう。

地面にはモミジがたくさん散っています。

山の上のモミジは散るのが早いですね。

でも、日当たりの悪い場所のカエデは、まだ全くと言って良いほど紅葉していませんでした。

この様子だと12月10日を過ぎても、あまり紅葉しないように思えます。

七面宮にお参りを済ませ、石段を下ります。

石段脇には、サザンカの赤色の花がきれいに咲いていました。

サザンカと狛犬

サザンカと狛犬

そろそろ紅葉も終わり、サザンカがきれいな季節になってきますね。

石段を下りていく中、日差しを浴びて真っ赤に輝いたモミジを見られました。

真っ赤なモミジ

真っ赤なモミジ

やっぱり、紅葉は光が当たっている方が美しく見えますね。

宝塔寺の紅葉は、12月10日頃までは楽しめたのではないでしょうか。

この後は、瑞光寺に紅葉を見に行きます。

なお、宝塔寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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