藤森神社を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。

藤森神社

藤森神社社殿

由緒

藤森神社は、平安遷都以前に建立された古社で、神功皇后(じんぐうこうごう)が創建したとされる。

祭神は、神功皇后、素盞鳴命(すさのおのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、天武天皇、早良親王(さわらしんのう)など12神。

洛南深草の産土神として崇敬されている。

本殿は、正徳2年(1712年)に中御門天皇(なかみかどてんのう)より賜った宮中内侍所にあった建物といわれる。

ご利益

開運、学業成就、腰痛除

藤森祭

藤森祭

5月1日から5日に行われる藤森祭の中でも、5日に催される駈馬神事が有名。長い参道を馬場として行われる。競馬の必勝祈願のために参拝する人もいる。

神功皇后御旗塚

神功皇后御旗塚

神功皇后が新羅攻略から凱旋後、旗と武器を納めた場所に「いちの木さん」として親しまれる注連縄(しめなわ)が巻かれた木がある。腰痛が治るといわれ、新撰組の局長であった近藤勇も腰痛を治したと伝えられる。

神鎧像

神鎧像

藤森神社は、菖蒲の節句発祥の地とされる。節句に飾る武者人形には、藤森の神が宿ると言われており、その象徴として神鎧像(かむよろいぞう)が建立された。

大将軍社

大将軍社

本殿の背後西にある藤森神社の摂社。磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀る。平安遷都の際に王城鎮護のため都の四方に祀られた南の守護神。

祖霊社

祖霊社

藤森神社に功労功績を残した人々の御神霊を祀る祖霊社。

八幡宮

八幡宮

本殿の背後東にある藤森神社の摂社。応神天皇を祀る。

学藝の祖 舎人親王崇敬碑

祭神の舎人親王(とねりしんのう)は、日本書紀の編纂を主催したことで知られる。

蒙古塚

蒙古塚

昔は7つの塚があり七ツ塚とも呼ばれていた蒙古塚。蒙古の将兵と戦利の兵器を納めた場所である。

義民焼塩屋権兵衛之碑

義民焼塩屋権兵衛之碑

安永8年(1779年)に伏見奉行に着任した小堀政方の暴政を江戸幕府に訴え、奉行を罷免させた7人の伏見義民の1人である焼塩屋権兵衛の碑。

天明7年(1788年)に獄中死する。

藤森神社の所在地

〒612-0864
京都市伏見区深草鳥居崎町609(地図

藤森神社への行き方

京阪墨染駅から徒歩約5分
JR藤森駅から徒歩約5分

藤森神社周辺の宿泊施設

アーバンホテル京都
料亭旅館清和荘


スポンサード リンク

関連記事

付近の主な観光名所
城南宮
城南宮
伏見稲荷大社
伏見稲荷大社
御香宮神社
御香宮神社