冬の石峰寺で見るナンテン・2021年

2月上旬。

京都市伏見区の石峰寺に参拝しました。

石峰寺は、伏見区の民家が建ち並んでいる一帯に建っています。

入り口が目立ちにくいため、気付かずに素通りしそうになりますが、興味深いお寺なので、伏見稲荷大社へお参りに行った後には立ち寄りたいですね。

ナンテンが目立つ冬の境内

石峰寺の最寄り駅は、京阪電車の龍谷大前深草駅です。

駅からは、東に5分ほど歩けば、石峰寺の入り口の前に到着します。

入り口

入り口

入り口には、石柱と駒札が立っています。

駒札がなければ、ここに石峰寺があるとは気づきませんね。

細長い石段を上っていきます。

そして、境内の入り口に建つ龍宮門の前に到着しました。

ナンテンと龍宮門

ナンテンと龍宮門

龍宮門の近くには、ナンテンが植えられており、実も葉も真っ赤でした。

ナンテンの葉は、紅葉するものもあればしないものもあります。

龍宮門をくぐり境内に入ります。

境内にも、ナンテンがたくさん植えられていますね。

足元のナンテン

足元のナンテン

冬は、どこも殺風景になりやすいですが、ナンテンが赤い実を付けているだけで、明るく感じられます。

境内の東に本堂が建っているので、お参りをしましょう。

本堂

本堂

石峰寺は、宝永年間(1704年-1711年)に万福寺の千呆和尚が創建したと伝えられています。

黄檗宗のお寺で、龍宮門など、境内の建物にその特徴がみられます。

当初は、諸堂を完備した大寺院でしたが、度重なる火災で堂宇が焼失しています。

現在の本堂は、昭和60年(1985年)に再建されたものです。

本堂の脇にも、ナンテンが植えられていますね。

本堂脇のナンテン

本堂脇のナンテン

ここ石峰寺は、江戸時代の画家である伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)が隠棲した地として知られ、本堂の南側の墓地には、伊藤若冲のお墓があります。

釣鐘

釣鐘

また、本堂の裏山には、伊藤若冲と当時の住職であった密山がともに制作した石仏群があります。

竹林の中に石造釈迦如来像を中心に十大弟子、五百羅漢、鳥獣などが配されており、その景色は圧巻です。

石仏群を見るには、拝観料300円が必要ですが、初めて参拝する時には拝観しておきたいですね。

ちなみに石仏群の写真撮影やスケッチは禁止です。

以前は、写真撮影をできたのですが、ある時期から禁止となりました。

私は、10年以上前に拝観した時に写真を撮っていますが、それ以来、石仏群を見ていないですね。

マンリョウ、センリョウ、スイセン

境内では、ナンテンだけでなく、マンリョウも赤い実を付けていました。

マンリョウ

マンリョウ

ナンテン越しに見る庫裡(くり)の玄関。

ナンテンと玄関

ナンテンと玄関

まだ冬の真っただ中といった風景であります。

足元では、センリョウも赤色の小さな実を付けていました。

センリョウ

センリョウ

スイセンの花も咲いていますね。

スイセン

スイセン

スイセンは冬から春にかけて花を咲かせます。

2月や3月は、スイセンの花を見かけることも多いですね。

本堂にお参りを済ませたので、そろそろ石峰寺から出ましょう。

冬の石峰寺は、参拝者が少なく静かでした。

他の季節に訪れても、混雑することはほとんどありませんよ。

この後は、宝塔寺に参拝します。

なお、石峰寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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