4月中旬に京都市東山区の養源院に参拝しました。
養源院には、3月下旬にもヤマザクラを見に訪れているのですが、今回は遅咲きの桜を見ようと思い再び養源院を訪れました。
養源院では、参道に真っ白な桜、本堂の入り口前に八重紅枝垂れ桜が植えられており、毎年4月中旬に見ごろを迎えます。
満開の遅咲きの桜
養源院は、京阪電車の七条駅から東に徒歩約7分の場所に建っています。
市バスだと「博物館三十三間堂前」から徒歩約3分です。
山門をくぐり参道に入ります。
まずは、山門の南側に祀られている弁財天にお参りです。
参道のちょうど真ん中あたりにやって来ると、遅咲きの桜が真っ白な花をたくさん咲かせ満開となっていました。
この桜の品種は有明じゃないかと思うのですが、よくわかりません。
空が曇っていなければ、真っ白な花がもっと美しく見えたことでしょう。
参道脇に植えられているカエデも、新緑が美しいですね。
透明感のある黄緑色の葉を見られるのは、5月中旬まででしょうか。
その後は、葉の色が濃くなります。
本堂の入り口前の八重紅枝垂れ桜は、以前のような華やかさがありませんでした。
2019年の京都は、八重紅枝垂れ桜の開花が早く、4月上旬に見ごろを迎えている所が多かったです。
養源院の八重紅枝垂れ桜も、例年より早く見ごろを迎えたようですね。
また、八重紅枝垂れ桜は、枝も短くなっていました。
昨年9月の台風21号の被害を受けたのでしょうね。
以前のように空から降ってくるような八重紅枝垂れ桜を見られるようになるには、時間がかかりそうです。
本堂の入り口近くには、ネコもいましたよ。
ネコは全部で5匹いました。
野良でしょうか。
それとも、養源院で飼っているのでしょうか。
3月下旬にも養源院にクロネコが1匹いましたが、この日は4匹もクロネコがいましたよ。
それにしても、カエデの新緑がきれいです。
特に見上げる新緑が、光を透過して美しいですね。
3月下旬に満開だったヤマザクラは、すでに花を全て散らしていました。
遅咲きの桜との対比がおもしろいです。
真っ白な桜と一緒に見る新緑もきれいですね。
この遅咲きの桜が散ると、初夏となり、養源院の参道は新緑の黄緑色に包まれることでしょう。
なお、養源院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。