六角堂の御幸桜が見ごろ・2019年

3月下旬。

京都市中京区の六角堂に参拝しました。

六角堂の境内には、御幸桜(みゆきざくら)と呼ばれる枝垂れ桜が植えられており、京都市内でソメイヨシノが咲き始める頃に見ごろを迎えます。

ということで、今回の参拝は、そろそろ見ごろを迎えている御幸桜を見ることが目的であります。

白く咲き誇る御幸桜

六角堂は、地下鉄烏丸御池駅から南に5分ほど歩いた辺りに建っています。

六角堂の入り口の前に到着すると、4月12日から15日まで行われる「春のいけばな展」の案内が出ていました。

入り口

入り口

六角堂は、活花の池坊とも縁のあるお寺です。

山門をくぐり境内へ。

本堂の前の柳が黄緑色の葉を付け、春らしい姿となっていました。

本堂と柳

本堂と柳

それでは本堂にお参りをしましょう。

本堂にお参りを済ませた後は、境内の西側へ。

こちらには、多くのお地蔵さまが並んでおり、その後ろにたくさんの御幸桜が植えられています。

御幸桜とお地蔵さま

御幸桜とお地蔵さま

私が六角堂を訪れた日は、すでに御幸桜が見ごろとなっていました。

御幸桜のアップ

御幸桜のアップ

御幸桜は、咲き始めは真っ白なのですが、時間が経つと薄紅色に変化します。

上の写真に写っている御幸桜も、白色の花に混ざって薄紅色の花が咲いていますね。

御幸桜を見上げます。

見上げる御幸桜

見上げる御幸桜

お堂の屋根の上で、ハトが日向ぼっこをしていました。

六角堂の境内には、ハトも多いですね。

境内の東側にある池の近くには、十六羅漢の像があり、その後ろにも御幸桜が植えられています。

十六羅漢と御幸桜

十六羅漢と御幸桜

以前の六角堂は、この十六羅漢近くの御幸桜だけだったのですが、数年前から数が増えていますね。

十六羅漢近くの御幸桜は、樹形がとても美しかったのですが、何年か前に枝が伐られ、今は寂しい姿となっています。

本堂の屋根と一緒に見る御幸桜。

本堂の屋根と御幸桜

本堂の屋根と御幸桜

この日は、晴天だったため、白色の御幸桜が青空に映えてきれいでしたよ。

境内全体を眺めます。

御幸桜咲く境内

御幸桜咲く境内

そこかしこで、御幸桜が咲き誇り、六角堂は一足早く春爛漫となっていました。

六角堂が建つ烏丸御池付近は、ビルが多く、初めてこの辺りを訪れた方は、ビジネス街できれいに咲く桜を見て驚くのではないでしょうか。

御幸桜と本堂

御幸桜と本堂

六角堂の西側のビルの上層階にエレベーターで上がります。

ビルから見下ろす御幸桜も見事です。

見下ろす御幸桜

見下ろす御幸桜

六角堂は、その名のとおり、本堂の屋根が六角形になっていますよ。

ビルの1階にはスターバックスもあるので、コーヒーを飲みながら六角堂の御幸桜を観賞するのも良いですね。

六角堂の御幸桜は、3月いっぱいは見ごろを保っていると思います。

境内では、ソメイヨシノと思われる桜も咲き始めており、こちらは3月末に満開になりそうです。

なお、六角堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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