縣神社の散りゆく枝垂れ桜・2017年

4月上旬。

京都府宇治市の縣神社(あがたじんじゃ)に参拝してきました。

縣神社には、以前に何度か参拝しています。

でも、春に縣神社を訪れるのは今回が初めてです。

以前から境内に枝垂れ桜が1本植えられているのに気づいていて、春に一度は見に来たいなと思っていました。

見ごろ過ぎの枝垂れ桜

縣神社は、JR宇治駅から徒歩約5分の場所に建っています。

京阪電車だと南に向かって徒歩約10分ですね。

縣神社の鳥居の前にやってきました。

鳥居

鳥居

鳥居から一直線に伸びる参道の奥に本殿が建っています。

その本殿に向かって参道を進みます。

本殿

本殿

そして、お参りです。

本殿に祀られているのは、木花開耶媛命(このはなさくやびめのみこと)です。

当社は、宇治県の守護神として創建されたと伝えられています。

永承7年(1052年)に藤原頼通が平等院を建立する際にその鎮守社となりました。

本殿の左前に植えられている立派な枝垂れ桜。

枝垂れ桜と本殿

枝垂れ桜と本殿

どうやら散り始めているようです。

それでも、何とか見ごろを保っている感じですね。

縣神社の祭神の木花開耶媛命は女神で、木花は桜の木と言われています。

境内の枝垂れ桜は、木花開耶媛命を祀る神社にぴったりですね。

枝垂れ桜の足元を見ると、多くの花弁が散っていました。

境内に散る枝垂れ桜

境内に散る枝垂れ桜

散りゆく桜のはかないことよ。

枝先には、まだ多くの花が残っています。

鳥居と枝垂れ桜

鳥居と枝垂れ桜

満開の時は、もっとたくさんの花がついていたのでしょうね。

狛犬と一緒に見る枝垂れ桜は、神社らしい景色です。

狛犬と枝垂れ桜

狛犬と枝垂れ桜

私が縣神社に参拝した日は曇り空でした。

本殿から見る枝垂れ桜

本殿から見る枝垂れ桜

枝垂れ桜の花が盛りを過ぎて白くなっており、曇り空の下で見ると、花と雲の区別がつきにくかったです。

少しでも風が吹こうものなら、花が散ってしまいます。

枝垂れ桜の枝先

枝垂れ桜の枝先

散りゆく桜の花には、しんみりとした情緒を感じます。

以前に縣神社に参拝した時には、境内に犬がいたのですが、この日は姿が見えませんでした。

散歩に出かけていたのでしょうか。

縣神社に参拝する人は、とても少なく、私が訪れた時には境内に2人しかいませんでした。

枝垂れ桜が満開の時には、もっと人が多かったとは思いますが、それでも混雑するほどではなかったのかもしれません。

春に宇治に観光で訪れた時は、縣神社にも、ぜひ参拝してください。

この後は、近くの平等院に桜を見に行きました。

なお、縣神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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