時代祭-江戸時代・2015年

10月22日に行われた時代祭の明治維新時代の行列が過ぎた後は、江戸時代の行列の登場です。

江戸時代の行列は、参加している人数がとても多いので、見ごたえがあります。

徳川城使上洛列

江戸時代の先頭の後に続くのは、徳川城使上洛列です。

江戸時代

江戸時代

江戸幕府は、年始などに城使を上洛させて、皇室に対して礼を厚くしました。

その模様を再現したのが、徳川城使上洛列です。

先頭近くには、やっこさんたちの姿が見えます。

やっこさん

やっこさん

時折、停止して威勢の良い踊りを披露した後に再び前に進んでいきます。

やっこさんたちの後ろには荷物を担いだ行列が続きます。

荷物を担ぐ行列

荷物を担ぐ行列

先に白いふわふわとした物が付いている長い棒は、時代劇の大名行列でよく見かけますね。

「下にー、下にー」という声が聞こえてきそうですが、そういった言葉はありませんでした。

この長い棒を何度か他の人に投げ渡すのですが、地面に落とすことなく、しっかりと受け取っていましたよ。

続いて、武器を持つ行列が通ります。

武器を持つ行列

武器を持つ行列

後ろに見える赤い布で覆われた物は銃でしょうね。

その前の行列が持つ薄緑色の布に包まれた長い物は弓でしょうか。

白馬に乗ったお奉行さまのような列。

白馬

白馬

この辺りで登場する人たちは、身分の高い人たちのように見えます。

豪華な籠も続きます。

籠

途中で休憩するときは、籠の下に木でできた台を置き、その上に籠を載せます。

さらに徳川上使上洛列は続き、最後尾からは、裃をつけたお侍さんがたくさん通り過ぎていきました。

ちなみにこの徳川上使上洛列が、時代祭で最も出演人数が多いそうです。

江戸時代婦人列

徳川上使上洛列の次は、江戸時代婦人列がやってきました。

江戸時代婦人列

江戸時代婦人列

ここからは、華やかな行列となります。

先頭をゆくのは、和宮(かずのみや)です。

和宮

和宮

和宮は、孝明天皇の妹で14代将軍徳川家茂に嫁いだ女性です。

公武合体のために徳川に嫁した和宮は、後に江戸城無血開城に貢献しています。

こちらは大田垣蓮月(おおたがきれんげつ)です。

大田垣蓮月

大田垣蓮月

彼女は、江戸時代後期の尼僧であり、歌人、陶芸家です。

京都市北区の神光院は、大田垣蓮月ゆかりの地として知られています。

ちょっと写真が小さくなってしまいましたが、こちらの女性は玉瀾です。

玉瀾

玉瀾

池大雅の妻として知られる玉瀾は、才色兼備で有名ですね。

黒い衣装をまとっているのは、中村内蔵助の妻です。

中村内蔵助の妻

中村内蔵助の妻

京都銀座に巨万の富を持っていた内蔵助の妻で、当時妻女の衣裳比べの会で抜群の誉を得た人だとか。

祇園梶女が続きます。

祇園梶女

祇園梶女

梶は、祇園に茶店を営んでいた女流歌人です。

そして、六条三筋町の芸妓吉野太夫の登場です。

吉野太夫

吉野太夫

さすがに高い下駄を履いて歩いていませんね。

長い道中ですから。

江戸時代婦人列の最後は、出雲阿国(いずものおくに)です。

出雲阿国

出雲阿国

歌舞伎の創始者として知られる阿国は、四条河原などで歌舞伎踊りを演じたと伝えられています。

さすがに見た目も、他の女性たちと比べると奇抜です。

無事に江戸時代の行列が過ぎていきました。

この後は、安土桃山時代です。

時代祭2015年目次

  1. 時代祭-明治維新時代・2015年
  2. 時代祭-江戸時代・2015年
  3. 時代祭-安土桃山時代・2015年
  4. 時代祭-室町時代・2015年
  5. 時代祭-吉野時代・2015年
  6. 時代祭-鎌倉時代・2015年
  7. 時代祭-藤原時代・2015年
  8. 時代祭-延暦時代・2015年