京都の桜散策コース-京都御所、京都府庁、二条城編

京都の春のお花見コースは、東山や嵐山が有名ですが、意外と京都市中心部にもたくさんの桜の名所があります。

地下鉄やバスなどの交通機関も充実しているので、京都市中心部の観光は移動が便利なところも良いですね。

京都市中心部で、おすすめの桜の名所は、京都御所、京都府庁、二条城です。

京都御所

京都御所は、京都市上京区の京都御苑の敷地内にあります。

最寄駅は、地下鉄丸太町駅と今出川駅です。

京都御所の中には、たくさんの枝垂れ桜が植えられており、満開になると、とても華やかです。

京都御所

京都御所

見ごろ時期は4月の早い時期です。

2016年7月から京都御所が、月曜日以外は無料で拝観できるようになりましたから、桜の開花状況に合わせて訪れると良いでしょう。

京都御苑内には、様々な種類の桜がたくさん植えられているので、京都御所の拝観後は京都御苑の桜も見ておきたいですね。

早咲きの糸桜から遅咲きの里桜まで、3月中旬から4月下旬にかけてたくさんの品種の桜を楽しめますよ。

京都府庁

京都御所から下立売通を西に5分ほど歩くと京都府庁があります。

京都府庁では、毎年4月初旬頃に観桜際が行われ、旧本館が一般公開されます。

旧本館の中庭には、祇園の枝垂れ桜、容保桜(かたもりざくら)、八重紅枝垂れ桜、大島桜が植えられています。

どの桜もとても背が高く、満開になった時のボリュームに驚かされます。

京都府庁旧本館

京都府庁旧本館

観桜祭の期間中は、旧本館で様々な展示物も鑑賞できます。

京都府庁は、京都府外から訪れる人が少なく、穴場の桜名所と言えます。

なお、2024年の観桜祭は、3月23日から4月7日までです。

二条城

京都府庁の次は二条城へ向かいましょう。

二条城には、京都府庁から南西に15分ほど歩くと到着します。

二条城はとても敷地が広く、山桜やソメイヨシノなど、たくさんの品種の桜が城内のいたるところに植えられています。

二条城

二条城

特に桜が多く植えられているのが、城内の北にある清流園と城内の南側です。

どちらも満開になった時は、とても華やかですよ。

ソメイヨシノが終わる頃から里桜も見ごろに入って来るので、遅めのお花見にも適しています。

なお、二条城の入城料は800円で、二の丸御殿も拝観する場合は入城料と合わせて1,300円になります。

2024年3月8日から4月7日までの期間は、「二条城桜まつり」が開催され、ライトアップも実施されます。

ライトアップの入城料は月曜日から木曜日が2,000円、金・土・日曜日が2,400円、3月23日と30日が2,800円です。

京都御所、京都府庁、二条城は、近くにあるので移動にそれほど時間はかかりません。

ただ、京都御所と二条城は敷地が広いので、拝観に時間がかかります。

京都御所は1時間程度、二条城はゆっくりと桜を観賞していたら2時間ほどかかるかもしれません。

3ヶ所廻るための所要時間は移動時間も含めて5時間程度でしょうね。

また、京都御所の周辺や二条城周辺には、飲食店が多数あるので、昼食に困ることはないでしょう。

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