11月中旬に紅葉の名所の南禅寺を訪れました。
2012年は、京都の紅葉の進み具合が早く、例年よりも5日程度早く色付いている印象です。
いつもならまだ色付き始めなのですが、今年の紅葉の早さから南禅寺もそろそろ良い感じに色付いているのではないかと思い、割と早い時期に紅葉狩りをしてきました。
庭園の紅葉
地下鉄蹴上駅から5分ほど北に歩いて南禅寺の総門へ。
南禅寺前の交差点から総門までの間には、旅館や料亭が建ち並んでおり、その敷地内に植えられているカエデがオレンジ色や赤色に色付いていました。
やはり、南禅寺も今年は紅葉の進みが早いようです。
総門前に到着。
観光客の方であふれていますね。
駐車場には、何台も観光バスが止まっていましたよ。
総門をくぐって最初に訪れたのは、塔頭(たっちゅう)の天授庵です。
天授庵の本堂前庭の紅葉は色付きが抜群で、ちょうど見ごろを迎えていましたよ。
天授庵の拝観後は、南禅寺の方丈庭園に向かいました。
庭園の拝観料は500円です。
玄関で靴を脱ぎ、建物内から庭園を鑑賞します。
南禅寺の庭園には、あまり紅葉がないので、この時期に鑑賞せずに人が少ない初夏や冬に拝観するのが良いかもしれませんね。
とは言え、全く紅葉が見れないわけではありません。
庭園の東の山際のカエデは良い感じで色付いており、見ごろ間近の状況でした。
法堂の後ろのカエデとイチョウ
庭園を拝観した後は、境内の紅葉を観賞。
まずは、庭園の入口に近い法堂(はっとう)の後ろの紅葉を見ることに。
この辺りは、日がよく当たる上の方の葉が、真っ赤に染まっていました。
あまり日が当たらない葉は、まだ緑色が多く残っています。
それでも、赤色やオレンジ色の葉と混ざって美しい景色を作り出していましたよ。
水路閣付近は、青葉が多い状態です。
この辺りの見ごろは11月下旬でしょう。
南禅寺に来たら見ておきたいのが、法堂の後ろのイチョウの黄葉です。
光が当たると木全体がキラキラと金色に輝きます。
地面を見ると、イチョウの葉が積もりつつありました。
金色のじゅうたんが出来上がるには、あと1週間ほどかかりそうですね。
三門の周囲の紅葉
法堂の次は、三門へ。
三門の東側の紅葉は見ごろを迎えていました。
皆さん、木の近くに寄って紅葉の写真を撮影しています。
三門の北にある紅葉も、そろそろ真っ赤に染まりそうです。
ここのカエデは、いつも鮮やかに色付くので、見ごたえがありますよ。
三門の西のカエデの葉は、オレンジ色に色付いていました。
2、3日もすれば真っ赤に染まりそうですね。
南禅寺は、紅葉の名所だけあって観光客の方がとても多かったですね。
人ごみが苦手という方は、午前中に参拝した方が良いですよ。
なお、南禅寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。