11月6日に円山公園界隈の紅葉の様子を見に行ってきました。
スタートは、地下鉄東山駅近くの三条神宮道の交差点で、そこから南下して八坂神社へと向かいました。
まだ、本格的な紅葉シーズンではなかったので、観光客の方は少なめでしたよ。
あおくすの庭
神宮道を南に5分ほど進むと、あおくすの庭があります。
ここには、ほとんどカエデはないのですが、入口に植えられている1本は、半分くらいが紅く色付いていました。
日当たりの良い場所なので、紅葉の進み具合が早いようですね。
あおくすの庭の隣には、青蓮院(しょうれんいん)が建っています。
入口付近には、カエデがないので、景色は緑色です。
庭園には入っていないのでわかりませんが、あおくすの庭の色付きを見る限りでは、まだまだ見ごろには早いのではないでしょうか。
知恩院
青蓮院から3分ほど南に歩いた辺りに建つ知恩院は、山門の前の木々が紅く色付いていました。
十分に秋らしい景色になっていますね。
知恩院の塀を越えて枝が出ているカエデの葉は、深い赤色になっています。
写真だとなかなか良い色付きに見えますが、実際に見ると、まだまだ緑色と赤色が混ざったような濃い色でしたよ。
見ごろには、あと10日くらいはかかりそうです。
円山公園
知恩院の南にある円山公園は、この周辺の中では、紅葉の進み具合が早かったです。
池の周囲に植えられているカエデは、3割ほどが紅く色付いていましたよ。
円山公園の東奥に建つ長楽寺の参道のカエデは、高い枝の葉が紅く染まっているだけで、ほとんどが青葉の状態でした。
ここは、平家滅亡後に平清盛の娘の建礼門院徳子が落飾したお寺です。
秋のもの悲しさを深く味わいたい方には、ぴったりのお寺ですね。
円山公園に戻り、西の八坂神社へと向かいます。
途中、真っ赤に染まった木がたくさんありました。
葉がだいぶ落ちていたので、11月下旬には、枝だけの状態になっていそうです。
八坂神社
東の鳥居から八坂神社の境内に入りました。
境内東側には、何本かカエデが植えられているのですが、どれもほとんど色付いていませんでした。
本殿の前を過ぎて西の参道に行ってみると、青葉に混ざって赤くなりつつある葉がちらほらとありました。
11月6日時点では、この辺りが最も紅葉が進んでいましたよ。
ナンテンの赤い実も増えてきています。
建仁寺
最後はおまけで、建仁寺の勅使門付近の写真を撮りました。
こちらも八坂神社と同じくらいの色付きで、青葉が目立つ状態でしたよ。
11月6日の状況から予想すると、円山公園界隈の紅葉は、11月20日頃に見ごろを迎えそうですね。