右京区一覧

吉田兼好が隠棲した双ヶ丘・長泉寺

随筆の徒然草を書いたことで有名な吉田兼好は、鎌倉時代から南北朝時代に活躍した人物です。 吉田兼好は、京都市左京区の吉田神社の社家卜部家(うらべけ)に生まれました。 その後、後二条天皇に仕えましたが出家し、修学院や比叡山横川に草庵を結び、晩年は右京区の双ヶ丘(ならびがおか)の麓で隠棲したと伝えられています。

蛤御門の変で長州藩が付けた刀傷が残る本堂・弘源寺

元治元年(1864年)7月に長州藩兵が京都に乱入してくる蛤御門(はまぐりごもん)の変が起こりました。 蛤御門の変は、1ヶ月前に起こった池田屋事件で多くの長州系の志士が犠牲になったことに対する報復です。 長州藩は3方向から京都に向かい、これに対して会津藩と薩摩藩を中心とした幕府軍は、京都御所を守ります。 京都に入ってきた長州軍のうち、来島又兵衛が率いる藩兵は、京都市右京区の天龍寺に陣取りました。

ローム本社のイルミネーション・2014年

京都の冬の風物詩として定着し始めていたローム株式会社の本社のイルミネーション。 しかし、2012年から中止となり今後も行われないのではないかと思われていました。 でも、2014年は再びイルミネーションを行うことになり、11月28日から12月25日までローム本社の敷地が様々な色の光で装飾されています。 ということで、私も12月中旬にローム本社のイルミネーションを見に行ってきました。

後撰集と百人一首・小倉百人一首文芸苑

京都市右京区の嵯峨野に野宮神社(ののみやじんじゃ)という神社があります。 野宮神社は縁結びのご利益で有名な神社で、いつ参拝しても観光客の方たちで賑わっています。 その野宮神社の近くに何やら意味ありげな敷地があるのですが、参拝者の多くは見向きもせずに素通りしていきます。 私もこれまで全く気付かずにいたんですけどね。 この意味ありげな敷地は小倉百人一首文芸苑で、小倉百人一首に収録されている後撰集の歌7首の歌碑が置かれています。

五智山蓮華寺の紅葉・2014年

京都市右京区に建つ五智山蓮華寺(ごちざんれんげじ)。 世界遺産の仁和寺の東隣にあるため、その拝観後に参拝される方をよく見かけます。 とは言え、仁和寺に訪れた観光客の方のほんの少しでしかないんですけどね。 11月下旬。 仁和寺に紅葉を見に行く前に五智山蓮華寺に参拝してきましたので、その内容をお伝えします。

鏡容池のほとりで色づく紅葉・龍安寺

京都市右京区に建つ龍安寺は、虎の子渡しの庭と呼ばれる石庭が有名ですが、鏡容池(きょうようち)という大きな池も四季折々の景色を見ることができるので、観光客の方に人気があります。 もちろん秋は、鏡容池の周りで紅葉を楽しむことができます。 11月下旬に龍安寺を訪れた時、鏡容池のほとりの紅葉も見てきましたので、今回の記事ではその模様をお伝えします。

龍安寺石庭の紅葉・2014年

京都市右京区の龍安寺(りょうあんじ)は世界遺産に登録されている国内外の観光客の方に人気の寺院です。 龍安寺には、書籍やテレビなどで誰もが一度は目にしたことがある「虎の子渡しの庭」と呼ばれる石庭があり、秋になると庭園を眺めながら紅葉を観賞できます。 11月下旬。 その石庭と紅葉を見るために龍安寺を訪れました。