世界遺産一覧

龍安寺にある水戸光圀寄進の蹲踞の文字の読み方

京都市右京区の世界遺産に登録されている龍安寺(りょうあんじ)は、虎の子渡しの庭と呼ばれる枯山水庭園で有名です。 多くの拝観者の方は、これを見ることが目的なのですが、実際に庭園を見て、想像していたよりも小さいと思うのではないでしょうか。 それでも、お目当ての石庭を見ることができたからか、満足げな表情で建物から出てますので、庭園鑑賞を満喫されてるんでしょうね。 でも、龍安寺に来て、石庭だけを見て帰るのはもったいないです。 石庭の反対側の庭には、水戸光圀が寄進した蹲踞(つくばい)があるので、これも見ておきたいですね。

京都市内最古の五重塔は醍醐寺にある

京都市内には五重塔が4つあります。 その中で最も有名なのは東寺の五重塔でしょうね。また、京都の風情を感じることができるのが東山にある八坂の塔ではないでしょうか。 そして、京都市内で最も古い五重塔があるのが伏見区の醍醐寺です。 他の3つの五重塔は室町時代や江戸時代に再建されたものなのですが、醍醐寺の五重塔は、なんと平安時代からずっと存続しているのです。

清水の舞台の春夏秋冬・清水寺

清水寺は、京都で最も人気がある観光名所。 京都に旅行される時は、必ず清水寺を拝観するといった方も多いのではないでしょうか。 でも、旅行時期がいつも同じなので、毎回同じような風景しか見たことがないという方も多いはず。 ということで、今回の記事では、清水寺の中でも、特に人気がある清水の舞台の四季折々の風景を写真でお伝えします。

清水寺の音羽の滝で造られたビールがあった

京都には名水が湧き出る場所がたくさんあります。 そういった場所は地名でわかるようになっていることが多く、堀川、今出川、御池など、水を連想させる言葉が入っているところでは、名水が湧き出ていることが多いですね。 中でも、名水と言えば、伏見が有名で、昔は伏水と表記していたようにきれいな地下水が豊富です。 そのため、伏見には多くの酒蔵が建ち、今も活気がありますね。 京都の醸造と言えば、伏見をすぐに連想するわけですが、実は、明治10年(1877年)に清水寺にある音羽の滝の水を利用してビールが造られたことがありました。

京の流しびな・2014年

毎年3月3日は、京都市左京区の下鴨神社で、「京の流しびな」が催されます。 その名のとおり、雛人形を境内を流れる御手洗川(みたらしがわ)に流す行事です。 私は、今回初めてこの行事を見に行きました。 どんな行事なのか、とても楽しみであります。

清水の舞台の屋根に降り積もった雪・清水寺

2014年2月14日は、全国で記録的な大雪となりました。 京都も、いつ以来の大雪だったか、思い出せないほどの降り方でしたね。 なので、京都各地では、滅多に見ることができない雪景色を見ることができました。 私は、15日に清水寺の雪景色を見てきました。 今回の記事では、その様子をお伝えします。

後醍醐天皇の崩御と天龍寺の造営

延元3年(1338年)5月の北畠顕家の戦死と7月の新田義貞の戦死で、南朝は大きな打撃を受けました。 すでに楠木正成も名和長年もこの世にはいないので、南朝の主だった武将はほとんどいなくなりました。 そのような中、延元4年8月16日に後醍醐天皇もこの世を去りました。

東寺の東大門が不開門と呼ばれている理由

京都市南区に建つ東寺で有名な建物といえば五重塔ですよね。 その次に有名な建物が何かと聞かれるといろいろ迷いますが、南大門は割と知られている建造物ではないでしょうか。 南大門は境内の南にある門ですが、東にも東大門(ひがしだいもん)という門があります。 私は、東大門が開いているのを見たことがありません。 おそらく、不開門(あけずのもん)と呼ばれているのがその理由なのでしょう。

金閣寺の参道の紅葉・2013年

京都の数ある観光名所の中でも特に人気があるのが金閣寺。 秋は紅葉がきれいなので、普段にも増して観光客の方が多くなります。 11月に私も金閣寺を訪れ、紅葉と一緒に金閣を見ましたが、それはそれはなんとも美しい景色でしたよ。 やっぱり、観光で金閣寺に訪れたら金閣をじっくりと拝観したいですね。 でも、紅葉の時期は、金閣だけでなく参道のモミジもしっかりと見ておいた方がいいです。 ほとんどの人は金閣見たさに足早に参道を過ぎていきますが、金閣寺の紅葉は、参道が最もきれいなんですよね。