世界遺産一覧

鴬張りの廊下がある京都の建物

京都の建物を拝観すると、床がキュッキュッと鳴ることがあります。 お寺にしても神社にしても、古い建物なので、床が傷んでいるんだろうなと思ってしまいますが、実はこのキュッキュッと鳴る音は、建物の劣化によって起こっているわけではありません。 実は、建築時にわざとこのような音が鳴るように設計されているのです。 こういったキュッキュッと鳴る床は鴬張りと呼ばれています。 今回の記事では、鴬張りの廊下がある京都の建物をいくつか紹介します。

東寺の夏の風景・2013年

7月初旬。 まだ梅雨が明けていない京都は、比較的涼しく、散策が苦になるほど暑くはありません。 とはいうものの、日差しは夏そのものなので、長い時間、日の当たる場所にいると、さすがに暑くなってきますね。 夏と言えば、ハスの花が見ごろを迎える季節。 どのくらいハスが咲いているかを知りたくて、東寺を訪れました。

宇治上神社の気になる疑問

京都府宇治市には、世界遺産が2つあります。 ひとつは10円玉に描かれている平等院で、もうひとつは宇治上神社です。 平等院に訪れる観光客の方はとても多いのですが、宇治上神社に参拝される方は少なめです。 宇治上神社も世界遺産なのですから、宇治市に訪れた時は、こちらにも参拝しておきたいですね。 ということで、5月末に宇治上神社にお参りをしてきました。

鮮やかな朱色が蘇った子安塔・清水寺

京都で最も人気がある清水寺へ。 最近は、あまり清水寺には訪れていなかったのですが、見たいものがあったので、参拝してきました。 何が見たかったのかというと、先ごろ、工事が完了した子安塔(こやすのとう)です。 子安塔は、小さ目の三重塔です。工事が終わって間もないことから、ピッカピカでしたよ。

東寺の瓢箪池はなぜ造られたのか?

京都市南区の五重塔で有名な東寺には、瓢箪池(ひょうたんいけ)と呼ばれる大きな池があります。 この瓢箪池があるから、五重塔の眺めが絵になるんですよね。 きっと昔の人が、池泉回遊式庭園を境内に造れば、四季折々の景色を楽しめるに違いないと考えて、瓢箪池を造ったんだろうなと、思っていたのですが、どうもそういった理由で造られたわけではないようです。 では、鑑賞用でなければ、いったい何のために瓢箪池を造ったのでしょうか。

御室桜と五重塔と青空と・仁和寺

京都市右京区の仁和寺(にんなじ)には、御室桜(おむろざくら)と呼ばれる遅咲きの桜があります。 開花時期は、ソメイヨシノが散り始めた頃で、4月中旬に見ごろを迎えます。 ということで、京都市内のソメイヨシノがほとんど散ってしまった頃に仁和寺に御室桜を見に行ってきました。

桜とともに咲く春の花・龍安寺

京都市右京区に建つ龍安寺(りょうあんじ)は、春になるとたくさんの桜が花を咲かせます。 ここは、ソメイヨシノよりも八重紅枝垂れ桜の方が多いので、そろそろソメイヨシノが終わるかなという頃に出かけるのがおすすめです。

八重紅枝垂れ桜が美しく咲く上賀茂神社

4月上旬に京都市北区の上賀茂神社へ。 以前、この時期に桜を見に行ったら、早咲きの御所桜くらいしか咲いておらず、訪れる時期を失敗したなと思ったものです。 でも、2013年は京都市各地で桜の開花が早かったため、この時期でも見ごろを迎えているに違いないでしょう。

異例の早さで満開となった不二桜・東寺

京都市南区に建つ東寺には、不二桜と呼ばれる立派な桜が植えられています。 例年なら見ごろになるのは、4月10日頃なのですが、2013年は驚きの早さで3月末に見ごろとなりました。 これは、うかうかしていられないと思い、予定よりも1週間程度早く東寺を訪れることに。