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京都の臨済宗のお寺にある法堂はどれもよく似ている

お寺の建物には、いろいろな名前がついています。 阿弥陀堂、釈迦堂、御影堂、金堂など。 よく聞く名前の建物もありますが、特定の宗派でしか見ることがない建物や宗派が異なると呼び名が変わる建物もあります。 例えば、臨済宗や曹洞宗といった禅寺にある法堂(はっとう)は、他の宗派では講堂と呼ばれています。 ここでは、京都にある臨済宗のお寺の法堂をいくつか紹介します。

緑に包まれた梅雨の梨木神社・2021年

6月下旬に京都市上京区の相国寺にハスとタチアオイを見に行った後、京都御苑の東に建つ梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。 梨木神社には、カエデと萩がたくさん植えられており、梅雨の時期は、境内全体が緑色に包まれます。 9月の萩が咲くころや11月の紅葉時期に参拝するのがおすすめの神社ですが、梅雨に緑色の境内を見に訪れるのも良いものです。

相国寺で咲き始めたハスと見ごろのタチアオイ・2021年

6月下旬に京都市上京区の京都御苑を散策した後、今出川通を挟んで北側に建つ相国寺に参拝しました。 相国寺には、境内の南側にある池で、毎年夏になるとハスの花を見ることができます。 ハスの見ごろ時期は、例年7月に入ってからですが、6月の終わりころから咲き始めるので、早いものだと良い具合に咲いているだろうと思い、相国寺を訪れた次第です。

梅雨に京都御苑を歩く・2021年

6月下旬に下御霊神社に茅の輪をくぐりに行った後、近くにある京都御苑の中を歩きました。 京都御苑は、京都市上京区にある大きな敷地で、中には京都御所があります。 江戸時代には、多くの公家の屋敷が建ち並んでいましたが、今は京都市民の憩いの場となっています。 観光で訪れる人も多いですね。

白峯神宮にある小さな浄心の庭

お寺や神社では、庭を見かけることがよくあります。 池泉回遊式庭園や枯山水庭園など、多くの場合、和風の庭になっていますね。 庭園の規模は様々で、天龍寺のように広大な庭園もあれば、坪庭のような小さな庭園もあります。 規模の大きな庭園を見るのは爽快ですが、一方で、小さな庭園も見ていると心が落ち着きます。 庭園には、それぞれに良さがありますね。 小さな庭園といえば、京都市上京区の白峯神宮にある浄心の庭が、私がこれまで見た中で、最も小さな庭園です。

蛤御門を警備した水戸藩の藩邸跡

京都市上京区の京都御苑の西側にイノシシで有名な護王神社が建っています。 その護王神社の北門近くの歩道には、水戸藩邸跡を示す石碑があります。 この辺りは、江戸時代には、徳川御三家の一つであった水戸藩の京都藩邸があった場所です。

白峯神宮の満開の鬱金桜・2021年

4月上旬に京都市上京区の雨宝院に桜を見に行った後、東に約10分歩いて白峯神宮を訪れました。 白峯神宮には、遅咲きの八重桜が植えられています。 例年の見ごろ時期は4月中旬ですが、今年は全体的に桜の開花が早まっており、京都各所で遅咲きの八重桜が4月上旬に見ごろを迎えています。

雨宝院の桜が散ってゆく・2021年

4月上旬に京都市上京区の千本ゑんま堂に普賢象桜を見に行った後、東に約10分歩いて雨宝院に参拝しました。 雨宝院には、観音桜や歓喜桜と呼ばれる桜が植えられており、毎年、ソメイヨシノよりも遅くに見ごろを迎えます。 境内は、あまり広くなく、観音桜や歓喜桜が密集するように植えられているため、満開になると桜の花の天井ができあがります。

千本ゑんま堂で満開の普賢象桜を観賞・2021年

4月上旬に京都市上京区の千本釈迦堂に遅咲きの桜を見に行った後、北東に7分ほど歩き、千本ゑんま堂に参拝しました。 千本ゑんま堂は、その名のとおり、閻魔法王を祀っているお寺です。 ちょっと怖いイメージがあるお寺ですが、毎年4月中旬から下旬にかけて、普賢象桜(ふげんぞうさくら)が咲き、境内の一角に薄紅色の空間ができて華やかになります。 2021年の京都のソメイヨシノは、3月16日と非常に早い時期に開花し、それにつられるかのように遅咲きの桜も開花が早まっています。 そのため、普賢象桜も、今年は4月上旬に見ごろを迎えました。

千本釈迦堂の遅咲きの桜が満開・2021年

4月上旬に平野神社に桜を見に行った後、東に10分ほど歩き、京都市上京区の千本釈迦堂に参拝しました。 千本釈迦堂には、立派な枝垂れ桜の阿亀桜が植えられており、毎年3月下旬に見ごろを迎えます。 2021年の桜は、開花が早かったことから、すでに阿亀桜は散っている頃です。 でも、代わって、そろそろ遅咲きの八重桜が見ごろに入っていることでしょう。