2026年晩秋の洛西へ。光明寺に天龍寺、屋形船で見る紅葉バスツアー。

京都府長岡京市の光明寺(こうみょうじ)は、晩秋になると境内のいたるところで紅葉を見られます。

普段は自由に参拝できる光明寺ですが、紅葉時期には入山料が必要になることから、美しい紅葉に出会えると想像できるでしょう。

ただ、光明寺に参拝した後、どこに行こうかと計画を立てるのが、ちょっと悩ましい。

近隣にも紅葉の名所はあるものの、中途半端に移動に時間がかかります。

それなら、阪急電車に乗って嵐山で紅葉狩りというのもありですが、その際も光明寺から長岡天神駅まで行くのに割と時間を要します。

こういう場合は、バスツアーを利用したい。

2026年は、長岡京市の光明寺、嵐山の天龍寺、屋形船の遊覧を楽しめるバスツアーがあるので検討してみるのも良いですね。

約7時間30分の洛西の紅葉バスツアー

晩秋の洛西で紅葉を楽しむバスツアーが組まれているのは、11月21日、22日、23日です。

各日とも約7時間30分の日帰りで、ツアー代金は1名10,980円。

旅程は以下の通りです。

  1. 8時40分に京都駅八条口のアバンティ前に集合し9時に出発。
  2. 9時45分頃に光明寺に到着し約45分の参拝。
  3. バスで嵐山に移動し11時30分にレストラン嵐山で昼食。
  4. 12時30分から約90分間、天龍寺を含めて嵐山を自由散策。
  5. 14時20分に嵐山通船北乗り場に集合し、30分から屋形船で嵐山遊覧。
  6. 15時にバスに戻り、16時から16時30分に京都駅八条口に到着。

 

光明寺から嵐山まで約1時間バスに乗れば移動できるのが、このツアーの良い点。

仮に公共交通機関を使って、光明寺から阪急バスと阪急電車で嵐山に向かうと、乗り換えの待ち時間まで考慮したら1時間以上かかります。

 

光明寺の見どころ

光明寺に到着すると、参道の女人坂の脇から多くのカエデが植わっているのが見えます。

入り口から、いきなり美しい紅葉。

と言いたいところですが、日当たりがあまり良くないため、目の覚めるような赤色のモミジはあまり見られません。

それでも、参道の前に建つ総門付近でも紅葉が見られ、バスを降りたところから境内の美しい風景を期待させてくれます。

 

光明寺は、参拝が終わりに近づくにつれて紅葉に見ごたえが出てきます。

勅使門付近に植わったカエデは、鮮やかな赤色に色づきやすく、紅葉の撮影スポットのひとつ。

光明寺の勅使門と紅葉

光明寺の勅使門と紅葉

 

また、勅使門から出口へと続くもみじ参道は、その名のとおり、両脇にたくさんのカエデが植わり、赤色や橙色が混ざり合った不均一な紅葉を楽しめます。

参道は比較的長く、右に左に紅葉を撮影しっぱなしになる人が続出。

参道の中ほどに建つ薬医門を囲む紅葉が特に人気ですが、無人の写真を撮りにくいのが難点です。

光明寺の薬医門と紅葉

光明寺の薬医門と紅葉

薬医門をくぐった先は、参道がややカーブした緩やかな下り坂となり、この辺りも紅葉の撮影スポットです。

後になるほど紅葉が美しくなっていく光明寺は、最後まで参拝者を飽きさせません。

 

天龍寺の見どころ

バスで嵐山に到着した後は、渡月橋の北にあるレストラン嵐山で、丹波牛のすき鍋膳の昼食を召し上がり、約90分の嵐山自由散策で天龍寺に参拝します。

天龍寺は、嵐山で最も有名な紅葉の名所と言っても過言ではない寺院。

大きな曹源池の周囲を囲むように植わったカエデは、秋の日射しと嵐山特有の朝晩の冷え込みで、透明度の高い赤色に染まりやすい特徴があります。

天龍寺の曹源池庭園と紅葉

天龍寺の曹源池庭園と紅葉

また、北からは曹源池越しに嵐山の紅葉も望め、借景庭園の奥行きの深さを感じられます。

境内の紅葉、嵐山の紅葉の遠近感も天龍寺の見どころの一つ。

ただ、逆光になるので写真撮影の難度は高め。

特にツアーでは、正午過ぎの参拝になるので、嵐山の頭上に太陽があり、さらに撮影が難しくなると予想されます。

曹源池の撮影は南側からか、北側から南東に向かってカメラやスマホを向けると、比較的きれいな紅葉の写真になるのでお試しください。

 

天龍寺の庭園散策で忘れがちになるのが、西側にある望京の丘です。

丘の上の遊歩道沿いでも、紅葉を見られますし、伽藍を見下ろすように眺める紅葉も晩秋の天龍寺ならではの景色なので、お忘れなく。

天龍寺の望京の丘から見下ろす紅葉

天龍寺の望京の丘から見下ろす紅葉

他に境内の北側にある百花苑でも、紅葉を楽しめます。

 

ツアーでは、天龍寺の拝観は庭園散策だけとなっていますが、時間があれば、諸堂拝観もすると良いでしょう。

なお、諸堂拝観には、追加で300円必要でツアー代金には含まれていないので注意してください。

 

宝厳院の拝観もおすすめ

嵐山自由散策90分のうち45分くらいで天龍寺の拝観を終えることができます。

残りの時間で周辺の観光もできますが、もう1ヶ所紅葉を見に行くなら、レストラン嵐山から西に約5分歩いて北に曲がったところに建つ宝厳院(ほうごんいん)を訪れるのも良いでしょう。

境内に設けられた獅子吼(ししく)の庭は、コケが敷かれた一面に多くのカエデが植わっています。

こちらも、天龍寺と同じく紅葉の名所であり、近年、多くの旅行者や観光客の方に知られるようになっています。

宝厳院の紅葉

宝厳院の紅葉

通常非公開のお寺ですが、10月から12月にかけて特別公開が実施され、2026年の秋も公開されています。

拝観に要する時間は約30分ですから、天龍寺からの移動に10分かかるとしても自由散策時間90分におさまります。

なお、宝厳院の拝観料は700円でツアー代金には含まれていません。

 

屋形船で嵐山遊覧

嵐山自由散策を終えた後は、14時20分に嵐山通船北乗り場で集合。

14時30分から屋形船に乗り、川面に浮かびながら紅葉する嵐山を望みます。

紅葉した嵐山

紅葉した嵐山

私は屋形船に乗ったことがないので、大堰川から嵐山を眺めたことはありません。

でも、渡月橋付近から何度も紅葉した嵐山を見たことがあり、赤色や黄色だけでなく、紫色や緑色が混ざった山肌にうっとりしたものです。

また、嵐山のふもとの道を奥に向かって歩いたこともあり、渓谷に挟まれた雄大な景観に圧倒されました。

大堰川からも同じか、それ以上の自然美を楽しめるのではないでしょうか。

個人で嵐山を訪れても、なかなか屋形船に乗ろうと考えませんから、ツアーは貴重な体験ができる良い機会ですね。

 

ツアーの申し込み

光明寺、天龍寺、屋形船のツアーは、旅プラスワンの以下のページから申し込めます。

 

ツアー代金10,980円には、バス乗車代、乗船代、昼食代、拝観料、添乗員の料金が含まれます。

ただ、先ほども述べたように天龍寺は庭園拝観料だけがツアー代金に含まれており、諸堂拝観は別料金になります。

 

例年、光明寺も嵐山も、紅葉の見ごろ時期は11月下旬なので、ツアーが実施される11月21日から23日は、まだわずかに青葉が残っているかもしれませんが、全体的に赤く色づいていると予想されます。

連休中の嵐山は、昼食に並ぶ人が多いのも困りものですが、ツアーでは予定した時間に昼食を召し上がれるのが助かります。

洛西に紅葉を見に行こうと計画されている方は、バスツアーも検討してはいかがでしょうか。